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2006夏の音楽祭の旅~ザルツブルグ(1) [2006夏2インスブルック、ザルツブルク、エジン]

8月25日(金)  インスブルックからザルツブルグへ
                                                  Hotel Elefant5泊
  雨模様の肌寒い朝、タクシーでインスブルックの中央駅へ。私が事前にオーストリア国鉄のサイト調べたタイムテーブルとは違っていて9:30発の特急があった。一等で43€。しかも私の作った予定表よりも25分も早く12:30に到着したので、もう少しで乗り過ごすところだった。(汗)
ホテルは3年連続して 使っている私の定宿 。古い建物だけれど祝祭大劇場まで徒歩3分くらい、レストランも付いているので便利。とても人気があるので去年宿泊した時に、今年の日程が決まっていたので、予約を済ませていた。私の部屋は去年と同じ料金なのにバスタブがついていなかったの。がっかり・・・急に腰が重くなった。(涙)モーツアルトの記念祭なので実質的な値上げなのか?

ランチは ここのレストランで、ビールとウィーン風カツレツ。お給仕のインド人の青年が私の顔を見てにっこり・・・憶えていてくれたようだ。一休みしたあと、バーゲン狙いのショッピング。しかし、手持ちのビーズつき黒のトップにぴったりのサテンのロングスカートは秋物とかで高い!迷って迷って・・・結局、清水の舞台から飛び降りてしまった。(大汗)

昼寝のあとはザルツ第一弾の「イドメネオ」19:30開演  フェルゼンライトシューレ

「IDOMENEO」(シュトラウス・ヴァージョン)コンサート形式

指揮:Fabio Luisi  Idomeneo:Robert Gambil
Ilina:Baritta Stallmeister  Arbaces:Christoph Pohl  Idamantes:Iris Vermillon  Ismene:Camila Nylund  

ドレスデン歌劇場オーケストラ&コーラス

予習のDVDもシュトラウス・ヴァージョンのCDも聴かないまま出発してしまった。友人が二つのイドメネオの違いを解説してくれたので助かった。(汗)不勉強なうえにイダマンテはソフィー・コッホが 歌うはずだった と残念で初めは気分が乗らない。Iris Vermillonは健闘したが、どちらかというとカルメンなど歌ったほうが良いタイプ。ルイージとドレスデンのコンビは同じ会場でコンサート形式のシュトラウス 「エジプトのヘレナ」を3年前に聴いていた。ルイージはシュトラウスが得意なようで、この演奏もオペラティックな盛り上げかたがとても上手い。シュトラウスがこのモーツアルトのオペラ・セリアから脇役のエレクトラ(シュトラウス・ヴァージョンではイズメーネに変わる)を主役にオペラをを作曲したことは良く知られている。シュトラウス自身のスタイルへ(後期ロマン派?)イドメネオの音楽的言語を変えていった。その手法はホルンによる強く高い音を取りいれたことだそうだ。その手法にまんまとはまって次第に集中感も増していく。いつもながらいっさいメモをとらないので時間は不正確 だが、モーツアルトのオリジナル版より30分ほど時間が 長かった ようだ。今年からドレスデンの音楽監督になったルイージ、ますます円熟味を増して活躍が期待される。ドレスデンに行きたい!!

祝祭大劇場の前で

 

夜になってますます寒くなったので、アフターオペラは赤ワインと熱々ソーセージで、温まって帰った。熟睡。


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