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2007冬の旅 チュニジア(5) [2007冬チュニジアとマルタ島の旅]

1/30(火)タメルザ周辺の一日観光

やや二日酔いながら、なんとか起床できました。本当はゆっくり9時の出発でも充分列車には間に合うのですが、座席が心配で8時に出ました。メトラウイ駅からレザールージュ号に乗車し、セルジャ渓谷の観光です。

 

私たちが一番乗りで席を確保したあと、フランスやスイス人たちがのんびりやってきました。この観光列車はフランス統治時代にチュニジアの王の御用達列車を改造したものとか。古めかしい木製の内装で、レトロな雰囲気です。

渓谷の眺めは素晴らしいのですが、谷間に流れる川は泥流(上流にリン酸の産地?)です。

せわしない日本人の観光客だけ途中で降りて、バスでいったんタメルザのホテルに戻り、一休み。午後からは6台の4輪駆動車に分乗してベルベル人の村やオアシスを巡りました。ランチはオアシスのなつめやしの林のなかの野外レストランへ。ホテルの臨時レストランですからお客は私たちだけ。ここでガルクレットという壷を熱した砂のなかに埋め込んだ名物料理をいただきました。チュニジアで食べたもののなかで一番美味しかったです。


良く晴れた日が続きましたが、この日も青い空になつめやしの緑、林を吹きぬける風も爽やかでした。4月くらいまでが観光に適しているそうです。5月になると恐ろしいことに毒蛇と毒さそりが冬眠から目を覚まし、そして灼熱地獄・・・。
北アフリカの南部に広がるサハラ砂漠は世界で最も広く、近年の地球温暖化でさらに面積は拡大しつつあります。チュニジアの経済にも多くのマイナス面を与えているのでしょう。せめてものの思いで石油堀削を続けていますが、出てくるのは温泉ばかりとか・・・「日本人温泉好きだからもっと沢山 来て欲しいです」と 言われてもね。

さて、お腹が一杯になってからの岩山登りはハードでしたが、ミデス、シュピカはベルベル人の村落の跡地で、映画「イングリッシュ・ペイシェント」のロケ地になったところなので頑張って歩きました。このへんで飛行機で墜落した恋人を洞穴に運ぶシーンを撮影したのかとレルフ・ファインズファンの私は目がキラキラ。(笑)

このエリアはサハラ砂漠のまだ北側ですから、道端には菫色や黄色の野草が咲き乱れ、とても綺麗でした。移動中ヤギの群れに道をふさがれたり・・・今日も楽しい観光でした。

タメルザのホテルからはベルベル人の集落跡地も眺められ、素晴らしい景色。ホテルの従業員も感じよく、洗練されたサービスでGOODでした。ロビーで一緒になったほかの日本人のツアーは15日間チュニジアを周られるそうで、テントのホテルにもこれから泊まるのよと私たちオールドツアーの面々を羨ましがらせました。 


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