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2007年ヨーロッパ初夏の旅(リール2) [2007夏ベルリンからブリュッセルまで周遊の旅]

5/15(火) リール市内観光とオペラ「ジュリオ・チェーザレ」

今日の予定はアミアンの観光だったのですが、昨日の美術館の疲れが残っていたのと、今夜のオペラに続いて、明日は早朝からリール→ブリュッセル→トリノと列車や飛行機を乗り継いでの移動。そして夜にはオペラと大変な一日になります。大事をとって、リールでのんびり過ごすことにしました。

旅も半ばになりました。パジャマやジーンズなど大物の洗濯はホテルに同日仕上げのサービスをお願いして、小物の洗濯を済ませ、11時過ぎに外出。リールオペラ劇場↓から美術館への方向とは逆にミシュランお勧めコースを歩きました。

MIXIの日記にもアップしましたが青い猫という名前のショコラティエ↓

お洒落な子供服、リネン雑貨のお店など覗いて、賑やかなMonnaie通り↓へ進み

L'hospice Comtesseの古い館へ。この日はあいにく閉まっていました。ここはフランドル出身の公爵夫人が病弱な夫のために13世紀に創建した病院だった建物で、その後の変遷を経て今は地方の歴史&民族の博物館になっています。この向かいの狭い小路がいい雰囲気。花屋↓や酒屋、レストラン↓が並んでいます。

ノートルダム大聖堂もすぐ近く、ファサードは大工事中だったので側面だけの見学。

小教会のSt・Catherineの塔も眺めて、元のMonnaie通りへ引き返し、チェック済みだった素敵な館のレストラン(L'assiette du Marche)へ。

前菜はアスパラガス、主菜はドーバーの平目を奮発(バター重さを感じさせない上品な味)、デザートはベリー類とソースのかかったケーキ。(お腹一杯なのにぺろりと平らげたほど美味でした)雰囲気もサービスも申し分ありません。地方なのでパリよりは安いです。お勧め度★★★★

http://www.assiettedumarche.com/

♪~George Frideric Handel  「Jules César  」   (Giulio Cesare in Egitto) ("Julius Caesar")
 Le Concert d'Astrée
Conductor   Emmanuelle Haïm
Producer   David McVicar
Chorus master   Yves Parmentier 
 
Giulio Cesare    Bejun Mehta    →Sonia Prina
Curio    Alexander Ashworth
Cornelia    Sonia Prina  →Charlotte Hellekant

SESTO Tuva Semmingsen

Cleopatra    Anna Christy
Nireno    Rachid Ben Abdeslam
Tolomeo    Christophe Dumaux
Achilla    Simon Bailey    

Le Concert d'Astrée

Production from Glyndebourne Festival Opera; Lyric Opera of Chicago

 このオペラを選んだ理由は3つ。カウンターテノールの Bejun Mehta 、演出がDavid McVicar 、そしてEmmanuelle Haïm の指揮するLe Concert d'Astrée の演奏です。こう好みのものが揃ってしまうと他はパスしてもという気になります。

しかし、ここでもあえなくBejun Mehta に振られてしまいました。(もう泣く元気もなかったわ 笑)McVicarの演出のこのオペラはグラインドボーンのをTVで観ていました。生の「ジュリオ・チェーザレ」もボローニャで素晴らしい公演を聴いています。ヘンデルの親しみやすい歌曲も好みですから、キャストが入れ替わったとはいえ、アイムとコンチェルト・ダストレの明快な演奏に集中して楽しむことができました。席は前から2列右より。アイムが美人なので驚きました。こちらでも大変人気があるようです。ミンコのチェーザレより男性的な、アレッサンドリー二のよりモダンな演奏。演出もクレオパトラをちゃっかり現代娘風に登場させ、衣装もそれぞれチャーミング。クレオパトラを歌ったのはビジュアル的にも若く溌剌したソプラノAnna Christy を起用。まだ未熟なところはあるものの健闘していたと思いますが、拍手は少なかったです。この方はこの3月にシカゴのカルメル会で聴いていました。主役のBayrakdarian より良かった記憶があります。演技も上手なので、これから伸びるのではないでしょうか。残念だったのはCorneliaとSesto、悲劇の母と息子の歌唱にデリケートさが欠けていては困ってしまいます。特にCorneliaは声が出なくてハラハラ。他はタイトルロールを含めてまあまあ。Tolomeoを歌ったカウンターティナーのChristophe Dumaux 、やや不安定な部分もありましたがピュアな高音、性倒錯的な演技も含めて印象に残りました。カーテンコールには、この日が初日だったこともあってMcVicar も現れました。(素敵な方!)

典雅なリールの歌劇場ですが客層は若い方も多く、カジュアルな雰囲気でした。また、ここでバロックが聴きたいと思いながら、雨の中徒歩1分のホテルへ。

補記:Le Concert d'Astréeのスケジュールをチェックしていて見つけたのが、リールから南東へ列車で2時間。Hirsonの近郊サン・ミッシェル修道院のバロック音楽祭。フランスには多くの夏の音楽祭があるとは聞いてましたが・・・。ベルギーとの国境に近い深い森を背景に建つ修道院でのヘンデルやバッハ・・・いつか行って見たいです。
http://www.leconcertdastree.fr/

 


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