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2007.9 中国西域絹の道 ホータン (8) [2007秋シルクロード西域の旅]

9/25(火)
西域南道をニヤからホータンまで。(350km)途中小さな町ケリヤのバザールに寄りました。この旅ではいくつかのバザール体験をしましたが、ここが一番印象に残っています。というのはラマダンの時期だったので、大きな町の夜のバザールは昼間の断食に耐えた人々が屋台に群がって、いささか殺気だっていたのです。でも、ここは昼間だったこともあり、のんびりムード。ナンを焼くパン屋さんの家族の写真を撮っていると、ガイドさんが一枚ナンを買ってごちそうしてくれました。焼き立てはやはり美味。

干上がった川の橋に座っていたおじいさんたちの写真を撮影。「クーイーパイチャオマ?写真を撮ってもいいですか?」ガイドさんにもらった中国語のアンチョコを見ながら...。ウイグル語でないので、全然通じなかったみたいですが、にこにこと許してくれました。(と推察)

バスの側に帽子の物売りがきました。見るとこの辺の部族が被る世界で一番小さな帽子(紙コップくらいの大きさ)です。帽子で何族か分かるというのが面白いです。ツアーのなかで帽子の好きな方が買おうかと迷っているうちにバスは発車。このあとの町ではずいぶん探したのですが、あのチビ帽子はあの町でしか売っていないようで、とても残念がっていました。

ホータンでのランチは街中の食堂で。またまたウイグル族のガイドさんが「ホテルのレストランは美味しくないです。私はお金もらってもたべたくないです」といって連れて行ってくれました。確かにラグ麺、シシカバブー、フルーツと美味でした。

 このあとはマリカワチ故城へ。ポプラ並木の村から待機していたロバ車でゴトゴト揺られながらのんびりのはずが。。。物売りの小さな子供たちがずーっとついてくるのです。そのしつこさに呆れ果てました。そのなかで写真の少女だけはなぜか物売りをせずにただついて歩くだけでした。学校は日本人が来ると休みになるというのですが・・・。(お祭りでないのだから...)ゆっくり遺跡の見学もできませんでしたが、ここも岩の固まりが残っているだけ。法顕も3ヶ月ほど滞在していたという寺跡もすっかり崩れ果てていました。

この後はタクラマカン砂漠の砂丘を駱駝で散歩。夕陽が沈む頃でちょっとロマンチック。私の乗った駱駝もまだ子供で前を歩く母らくだにべったり...可愛かったのですが、ダニに刺されてしまいました。 (泣)

夜は街の中心のバザールへ。昼間の断食が解禁になり、食べ物の屋台に殺到する人々。美味しそう〜な麺、鶏ピラフ。羊のソーセージなど。エジプトや中近東のラマダンと違うところは女性や子供も多いこと。賑やかですが、一歩裏通りはアラーの神に祈る姿が・・・異国で見る満月が光っていました。


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