SSブログ

2007.9 中国西域絹の道 カシュガルへ (9) [2007秋シルクロード西域の旅]

9/26(水) ホータン~ヤルカンド~ヤンギサル~カシュガル     チニワク賓館2泊

旅も後半になり、疲労のためか時折頭痛がしたり、腰にもやや鈍痛が・・・。それにもめげず、朝のユルンカシュ河で玉(ぎょく)探しに勤しんだ欲張りな私です。春の崑崙山脈からの雪解け水が少なくなった今が宝探しに好適とのこと。何人かの暇な人たちまたはプロがうろうろしています。持ち時間30分ほどで全員収穫なしで引き上げとなりました。一攫千金の夢破れ、バスに戻る私たちを見つけ、めざとく集まってきた物売りの少年たち。そのなかからとても安いので偽物だろうけれど、白い玉のついたキーホルダーを購入。
↓ホータンのホテル玉都酒店
ホータンから西へ。カシュガルまで550キロ。どこまでも続く荒涼としたゴビ灘と不意に現れるポプラ並木のオアシスの村。玉蜀黍を収穫する農家や水田の風景など。西域南道に沿って鉄道建設予定の看板が見えました。ガイドさんが2年後に開通するはずと説明。でも、まだ工事をしているところは見当たりませんから無理でしょうね。北京オリンピックが終わったら、南彊鉄道のように鉄道工事専用兵隊さんたちが突貫工事するのかも...。

ヤルカンドで王宮や清真寺を外観のみ見学。ヤルカンドも漢代にはオアシス都市国家のあった歴史のあるところ。
次はナイフの街インギサールへ。ナイフ工場の見学。昔からの手作業で作られているが、ここで小さなナイフを購入した人の話では直に鞘が壊れたとか・・・。今は中国でもドイツや日本製の精巧な鋭い切れ味のものがでまわってきているのではないでしょうか。いつまでこの工場が持つのかと心配になりました。
さて、夕方になりようやくカシュガルに到着。街の中心には文明の十字路と呼ばれる大きな交差点があり、中国の西の端に来た実感がわいてきました。
宿泊するチニワク賓館は高層の新館に古びた旧館が小さな広場に面して建っています。どちらに泊るのかしら....。そこを素通りして、その旧館の裏へ。昔はイギリスの領事館だったという木造の建物がレストランになっています。奥のボウウィンドウのテーブルに着席。写真は食事風景。
後から来た人たちがずいぶん遅れてきたのでどうしたかと思っていると、ホテルの前の広場からここが見つからなくて、いつのまにかガイドさんも私たちも見えなくなって探したそう。そういえば看板も無く、レストランの前は木が茂っています。食事が済んで外にでたら、玄関前は灯りも無い暗闇。広場に回ると宿泊するのは新しいほうとわかって一安心。ガイドさんが泊った旧館にはダニがいたそうで...お気の毒でした。ただし、新館でもトイレの水が流れないなどのトラブルが多々。私たちの部屋も翌日バスタブの上から水がザーザー降ってきて、別の部屋に引っ越しというあわただしさでした。

nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。