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2008年冬の旅(TOKYO 1) [2008冬ローマ、ナポリ、シチリア島の旅]


 今までは2週間から3週間の旅が多かったのですが、今回はいろいろな事情が重なって1ヶ月という長期になりました。私にとっては一生一代の、まるでフルコースのような味わいの愉しい旅になりました。

いつものようにメモなしの旅日記ですので、記憶違いもあるかも知れません。レストランも店名はほとんど憶えていません。評価は☆☆☆(お勧め)☆☆(普通)☆(×二度と行かない)の3段階です。食事はそのときの体調や嗜好で個人差が大きいので、あまり参考にはならないかもしれませんが・・・。

日程/東京(3)~ ローマ(4)~ナポリ(3)~メッシーナ(1)~パレルモ(2)~エリーチェ(1)~アグリジェント(2)~ラグ―ザ(1)~シラク―ザ(1)~ジャルディーニ・ナクソス /パレルモ近郊(2)~カターニャ(1)~アムステルダム(2)~パリ(3)~バルセロナ(4)30泊32日

↓MAP 


 

1/26(土)千歳9:00~羽田10:35  東京丸の内ホテル3泊

まず、アミューズの東京3泊。真冬の早朝の旅立ちです。札幌駅ホームの温度計はマイナス11度の表示。それを眺めながら北国から脱出です。旅の直前の歯医者通いとそれからじわ~と始まった腰痛。そのうえ長期の留守宅の心配もきりが無く、気分は月経前緊張期ならぬ旅行前緊張期のブルーな感じ。それもこうして雪景色を車窓に見ているうちに、次第にいつものきままな旅人の心境が芽生えてきて・・・(早過ぎ 笑)
天候も良く順調に飛行機も運行。東京のホテルに小型キャリーを預け、新国立劇場へ。

プッチーニ「ラ・ボエーム」 14:00開演 新国立劇場

指揮:マウリツィオ・バルバチー二 演出;粟国 淳
ミミ:マリア・バーヨ  ロドルフォ:佐野 成宏 マルチェッロ:ドメニコ・バルザー二  ムゼッタ:塩田 美奈子  
ショナール:宮本 益光

久しぶりの新国立劇場でのオペラです。大好きなスペイン人ソプラノのマリア・バーヨが来日とあって楽しみにしていました。しかし、チケット入手に出遅れ、すでに完売になっていました。でもネットオークションで4階席最後列(4.000円)をゲットできラッキーでした。バーヨを聴いたのは2005.8のペーザロ以来ですから、顔の良く見える席が希望だったのですが、仕方ありません。原則オペラグラスを使わない主義なので、表情などはまったく見えません。それでも素晴らしい声が4階まで飛んできます。「バーヨのミミ」というべき個性をしっかり表現できる彼女に大拍手!!演出も他の歌手たちの一生懸命さの伝わる歌唱も好印象でした。

私の愛聴盤 haendel.jpg

夕食はたまたま出張中だった長女と待ち合わせ、赤坂の中華料理店で。☆☆  同じ値段なら札幌のPホテルの中華のほうがずーっと美味しいと二人の感想は同じ。

最近の東京の常宿:丸の内ホテル Image099.JPG 


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ゆみゆみ

バーヨが御好きでしたか。
私もあの公演へは、参りました。
もともと「ボエーム」は、余り心が入り込めないオペラです。
きれいなメロディーが入っているのに、好きになれないのは
残念です。なので、NYでも見ないこととなりました。
NYでは、ヴァルガス+ゲオルギュー でしたかしら?
ヴァルガスはメトで2度お目にかかりました。また、ザルツの「イドメネオ」も
映像で見ました。とてもきれいで、伸びのある声の方です。
楽しみですね^^。
by ゆみゆみ (2008-03-19 20:33) 

alice

ゆみゆみさん

バーヨ、初めて聴いたのは数年前のボローニャでの「ジュリオ・チェーザレ」のクレオパトラでした。それ以来のファンです。

彼女にミミがぴったり合っているとは言えないのですが・・・。声も少し重くなって、変わってきてはいますが、乗り切っていけるだけの技量を持っています。次回はどんな役を聴くことができるのか、楽しみです。


by alice (2008-03-20 01:26) 

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