SSブログ

2008年春の旅(NEWYORKへ 8) [2008春アメリカ東部NYからボストンへの旅]


4/10(木)[飛行機] INDIANAPOLIS10:35~〜N.Y(LGA)12:45(NWA4777便)  
                            Hotel Beacon 3泊[ホテル]
  JALと同じグループのAAはIndianapolis  からNYまでの直行便がありません。それでAZと同じグループでマイレージのカード会員になっているNWでNYまで飛びました。
AAはニュースにもなりましたが、次女からのメールでこの日はキャンセルが相次いだとのこと。AAのchicago経由便だったら大変なことになっていました。

初めてのラガーディア空港でしたが、JFKよりもマンハッタンに近いようです。ただ、JFKとは違ってタクシーは定額制ではないので、やや安い程度でした。

ホテルも初めてのアッパーウエスト74丁目のHotel Beacon。部屋はあまり広くはありませんが、改装したばかりのようで、窓際の小さなキッチンも清潔。鍋、ヤカン、コーヒーメーカー、皿なども新しくピカピカ。

PHOTO045.JPG   PHOTO043.JPG

PHOTO071.JPG23階の部屋の窓から、数ブロック先にセントラルパークの眺め。写真では不鮮明ですが、ツインタワーのビルの向こうがセントラルパークです。

 

 

 

 

PHOTO275.JPG早速近隣の探索。ホテルの前のBroadway大通りを隔てて、大きなスーパーが2軒並んでいます。写真左青が大衆的大型スーパーFAIRWAYと右の白地に赤い文字の看板が有名なグルメ向けマーケットCitarellaです。
FAIRWAYほうが安いのでレジも混雑していますが、Citarellaのほうは対面式の魚屋もあり、自然食品も品揃え豊富、落ち着いて買い物ができます。

 

ランチは1ブロック北のギリシア料理?の気楽な食堂。ピザやサンドなど軽食はなんでもありのお店。この日は20度近い暖かい日で、テラス席も混雑していて、流行っているようなので入店。ファラフェル・サンドとビールを注文。予想通り?パリのより劣る味で、空腹だったけれど半分くらいしか食べられませんでした。☆

このあとは、チケットの受け取りにリンカーン・センターまで歩いてみましたが、地下鉄で一駅とはいえ意外に遠いので、夜のオペラの帰りが不安になりました。無事にチケット6枚をゲットし、帰りは66丁目から地下鉄に乗ろうとして、初めてMetの地階から地下鉄の駅まで地下道で結ばれていることに気がつきました。(今まではコロンバスサークル方面に歩いて帰れるホテルだったので)これなら地下鉄で行き来したほうが早くて安全です。
それは良いのですが、ここでミス。自動販売機で20$分のカードを買おうとして50$札をいれたら、全額の50$分のカードが出てきてしまいました。ですから、NY滞在中はせっせと地下鉄利用に徹しました。(当然、来年も使えます 汗)  1.2.3号線が72丁目駅に止まり、ペンステーションやブルックリンも乗り換えなしで行けます。セントラル・パークも徒歩数分と近く、とても便利な立地の宿です。大層気に入りました。

PHOTO077.JPGMetまでの地下道風景。袖なしワンピースの方とオーバー姿の方。日本では考えられない極端な衣類選択。(笑)

 

 

 

 

Giuseppe Verdi :「 Ernani」・・・7:30~10:55 
Conductor Roberto :Abbado  Prodution: Pier Luigi Samaritani

de Silva :Ferruccio Furlanetto
Don Carlo :Thomas Hampson
Elvira :Sondra Radvanovsky
Ernani :Marcello Giordani

 「 Ernani」は初めて。CDはおろか映像も観たことがなかったのですが、Netで音源を切れ切れに聴いたほかは、Metのこの公演のFerruccio FurlanettoとThomas Hampson の2重唱なども少しですが、ラジオ録音されたばかりのほやほやを試聴できました。

16世紀のスペインからドイツのアーヘン、サラゴサの宮殿とチェンジするオーソドックスで豪華な舞台。エルナーニに限らずMetでのヴェルディはこの重厚、華麗な舞台のお陰で意外にも(というか他のオペラに比べてですが)楽しめます。タイトルロールのMarcello Giordani も快調な歌唱でした。彼はMetで大いに期待されるテノール、來シーズンの新演出の「ファウストの劫罰」に出演の予定とかで、カッコ良いPR写真がパンフレットを飾っています。歌手のなかでFerruccio Furlanettoが特にイタリアンバスらしい素晴らしい歌唱。Thomas Hampsonもファンの贔屓目もありますが、ここのところの不調をカバーする満足の出来。ほっとしました。衣装も豪華で国王の役ですから、金ぴか(ハンプソンだから似合うのよ)。Elviraの Sondra Radvanovsky は声自体が私の好みから大きく外れ、イタリア語の響きももやっとしていて、しまりません。私はブー。それでも大声なので、ドラマティックな役に似合っているのか、拍手を沢山受けていました。この日がこの公演の最終日でした。

地下鉄の改札口にはオペラ帰りの人たちが行列。72丁目の駅からホテルまでもほんの2、3分。大都会NYは11時過ぎてもまだまだ人通りは多いので、怖くはありません。疲れと安堵でぐっすり睡眠。

 


nice!(0)  コメント(2) 

nice! 0

コメント 2

ゆみゆみ

待ってました!!NY登場。
ハンプソンの国王、おそらく私が昨年見た「シモン」のような雰囲気でしょうか?あの時は赤のマントに、王冠だったと記憶しています。
彼は、上背がありそうなので、とても立派でした。しかし私は、
秘かに、H氏があれを着る所を想像いたしておりました。
アリーチェさんは、H氏(アメリカの)ご贔屓でいらっしゃいましたか。
ならば、劇場でご一緒になるチャンスは少ないでしょうね。
今回は、本当にラッキーでした。
続きを楽しみにいたしております。
by ゆみゆみ (2008-05-09 16:15) 

alice

昨年のシモン、確か数日の差で見られなかった演目です。フローレスのセヴィリアの初日に日程を合わせて計画を立てていたものですから。
今回のエルナニも危なかったのですが、中間をボストン観光にあてて滑り込みセーフでした。

H氏の実舞台は初めてでしたが、ゆみゆみさんが夢中になられるのが、よーく分かりました。(^^)
オネーギンの映像でも素敵でしたが、生で観る、聴く彼はよりエレガントね~♪ 6月のロドリーゴが楽しみ!!

3階正面左側の最前列でした。顔の表情が良く見えないのが難点ですが、音は一階前方より良い響きと思います。
by alice (2008-05-09 20:24) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。