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2008年春の旅(NEWYORK 10) [2008春アメリカ東部NYからボストンへの旅]

4/12(土)
  今日のオペラはマチネなので美術館めぐりは控え、明日のアムトラックの切符を購入するためにペンステーションへ。地下鉄で15分ほどで到着しましたが、構内が広いのでアムトラックの乗り場までは結構かかります。

日本でもインディアナポリスの次女のところからでもNET予約ができなかったので、自動販売機を試してみましたが、やはりカードのところで勧めません。諦めて窓口で購入。窓口ではカードも問題なく受け付けられました。シニア料金なのでパスポートも必要です。 日本ではインターネットで予約できなかったと一応文句たれてみましたが、そんなはずないよとの答え。

PHOTO287.JPG今朝は寝坊してブランチ(白アスパラを茹でて、和風セサミソースなど)をたっぷりいただいたので、お昼は軽く手持ちのカップうどんなどで済ませ、Metへ急ぎます。

 

 

 

Sergey Prokofiev「 The Gambler」・・・13:30開演 
Conductor :Valery Gergiev
Alexei :Vladimir Galouzine
Croupier 1 :Ronald Naldi
Gambler 1: Michael Forest
Gambler 2 :Iosef Shalamayev
Grammy :Larissa Diadkova
Hunchback Gambler :Anthony Laciura
Mme Blanche: Olga Savova
Mr Astley :John Hancock
Polina :Olga Guriakova
Potapich :Yuri Laptev
Prince Nilsky :John Easterlin
Reckless Gambler :Vladimir Grishko
The Director :Paul Plishka
The General Sergei Alexashkin
The Marquis :Nikolai Gassiev
Unlucky Gambler :David Won

PHOTO079.JPG席は初めての2階右のSide Parterre 。2階は案内係がいまして、部屋の鍵を開けてくれます。なんとなく優雅な気分。ここのトイレは他に比べて空いています。この後3階席のときもここのトイレを使うことになりました。

 


 

さて、このオペラは予習する暇もなく、またまたネットでの視聴を切れ切れに聴いただけで来てしまいました。Prokofievのオペラの中ではとっつき難いというか、私には最も難解です。
もっと、聴きこまなければ良さが分からないと反省。 Gergiev の指揮もなんとなく遠慮がちというか、細やかさに欠けていたような。主役のGalouzine はブラックユーモアの滲んだ演技も歌唱も素晴らかったです。そして大好きなPolina役の Olga Guriakova 、写真でもあら?と思われるように、あくまでも推測ですが妊娠しているようでした。それでも相変わらず美しく、歌唱もお腹が大きいと高音がまろやかになるという説があるようにとても綺麗に響きます。そしてDiadkova、 彼女が舞台にでてきただけで(今回は車椅子で)、舞台が引き締まるようです。数回は彼女の舞台に接していますが、いつも満点のパフォーマンスに頭がさがります。
演出は斬新な音楽には斬新な舞台ということで、登場人物の配置にも心の動きに応じたように工夫されていたようですが、簡素ともいえる装置、Metの豪華な舞台に慣れた観客にはまったく受けません。土曜日のマチネ、そして最終日なのに、今回の旅の6公演のなかでは一番空席が目立っていました。スタンディング・オヴェーションもぽつぽつの淋しいカーテンコールでした。

PHOTO083.JPG   PHOTO086.JPG

6月のミラノでもバレンボエム  の「 The Gambler」があるのですが、2泊しか出来ない上、日帰りで行きたい町があり、観るかどうか迷っています。ミラノに着いてからでも、チケットは買えそうですが・・・。

終演は4:00、まだ夕食には早いのですが、下見をかねてワーナービルをうろうろ。3階に新しいレストランもでき、土曜日なので混雑しています。一度は試してみたいと思っていた隣のマンダリン・オリエンタルのレストランも覗いてみました。受付の方はあくまでも慇懃な物腰ですが、宿泊客が優先されるようです。それでも30分くらいお待ちいただければ、空くかどうかお答えしますというので、傍のカフェでカクテルをいただいたのですが、なんとお高い20$!!ああそれなのに~席が取れませんでした。(涙)土曜日ですし、ひとり客なので仕方ありませんけど。すごすごと退散し、リンカーンセンター近くのビストロ風レストランへ。すでにカクテル一杯飲んだくせに、スパークリングと白ワインも飲みました。(まるでやけ酒 笑)ポルチーニのイタリア風野菜サラダと海鮮カレー味のお皿、お酒の進む味、結構美味しかったです。今日の夜のビフォー・オペラのお客さんで混んでいました。O`Neals ☆☆

PHOTO088.JPG   PHOTO087.JPG

PHOTO089.JPG食事が済むと夕暮れ。レストランO`Nealsの前からMet方向を写しました。明日からボストン方面に出かけますので、トランクの整理をして、早めに就寝。



 


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