SSブログ

2008年春の旅(NEWYORK 17) [2008春アメリカ東部NYからボストンへの旅]

4/19(土)
 PHOTO334.JPG 朝はお向かいのスーパーでショッピングのあと、ニューヨークの朝ごはんらしくベーグルにスモークサーモンとチーズをはさんでいただきました。一個では多いので半分にちぎって・・・齧った後ではありません。(念のため 笑)とにかく備え付けのナイフが食事用のしかなくて、しかも切れ味が最悪。白アスパラの皮むきにとても苦労しました。

 

 

食事の後は初訪問のブルックリン美術館へ。  http://www.brooklynmuseum.org/
  地下鉄72丁目から乗り換え無しで行けるのですが、結構遠くて20以上の駅を通過したはずです。1時間近く乗っていたような・・・Eastern Pkwyの駅の階段を登っていきますと、上から桜の花びらがひらひらと舞い降りてきます。NYのお花見はそろそろ終わりです。目の前に桜の木、そして大きなブルックリン美術館がでんと建っています。

PHOTO280.JPG

前庭には日本人アーティストの村上隆の巨大なオブジェ。ここに来るまで村上隆という方をまったく知らなかったので、大々的な展覧会が開かれているのを見て驚きました。ただ、オブジェを眺めても私の趣味ではなく、より詳しく知りたいという衝動も起きませんので、この特別展をはずしたチケットを購入。まず、もうひとつの日本の美術関連の浮世絵展へ。
  歌川一派の中では広重しか知らなかったのですが、ここで100点にのぼる版画の数々を鑑賞できました。

PHOTO277.JPG   1980_3168.jpg

しかし、常設のほうは館内の改装のため、お目当てのティソとブレイクが展示されていなくてがっくり。
ティソJames Tissot(仏1836~1902)19世紀フランスの画家。富裕な商人の子として生まれ、パリ国立美術学校を卒業。中世を舞台にした風俗画で人気を得たが、70年の普仏戦争に参戦、後にパリ・コミューンの一員として戦い、ロンドンに亡命。肖像画で成功し、76年にキャスリーン・ニュートン夫人と知り合う。彼女は彼にとってのミューズとなり、モデルとして描いたが不評。夫人は82年に死去。ティソはパリに戻り、パステルの肖像画で再び人気を博したが、85年サン・シュルピス聖堂でキリストの幻影を視、その後一転して宗教画を描くようになった。商業的には成功したものの、没後ティソの画業は次第に忘れられていった。

tessot.1img.jpg写真左「我々の主が十字架の上から見たもの」

ティソを初めて知ったのはキリスト教美術の講座を受けたときでした。この絵画は磔刑の場面として何枚か紹介されたうちの一枚でした。グワッシュで描かれたこの絵画を含め「キリストの生涯」を連作で描いた270点はブルックリン美術館にあるとのことでとても楽しみにしていたのです。

改装は2.3ヶ月で終わるとのこと、次のNY訪問の楽しみにとって置きましょう。美術館の隣は広大な公園です。名残の桜や木蓮などの木々、チューリップも花盛り、休日の人々で賑わっていました。

旧約聖書の「創世記」も連作で95点。こちらは同じニューヨークのユダヤ博物館にあります。こちらも面白そうです。

[Un ballo in maschera]  8:00開演
Conductor Gianandrea Noseda
Amelia Miche`le Crider
Oscar Ofelia Sala
Renato Dmitri Hvorostovsky
Riccardo Salvatore Licitra
Sam Hao Jiang Tian
Silvano Jeff Mattsey
Tom Andrew Gangestad
Ulrica Stephanie Blythe

美術館疲れで(観たいものにふられてショックでしたし)ふて寝状態でしたが、それでも、さぁ~これからオペラとなると、すっきり気分でゲットアップ!
仮面舞踏会は映像で観たことはありますが、生は初めて。ヴェルデイのドラマティックなオペラの中でも名作のひとつとされています。 人気者の  Hvorostovskyも  Licitra もライヴは初めてです。期待感はいやおう無く高まってきます。 Licitraは若々しく良く伸びる声で、最近の不調を噂されていた割には良かったかな?ですが、私の好みのテノールではありません。どちらかというと昨夜のヴァルガスの繊細さを好みます。 Hvorostovskyはあまり調子は良くなかったようですが、第3幕レナートの聴かせどころのアリアはばっちり決めて、この場面は彼のスタイリッシュななかに哀感の漂う演技も含めて、ブラボーでした。アメーリアのMiche`le Crider はごつい体型の大柄な方でビジュアル的にはいまひとつなのですが、歌唱は素晴らしく良かったと思います。忠実な夫や子供もいながら夫の上司に恋するなんて・・・見境の無い恋に走る嫌な女のタイプ。そんなヒロインを歌うのは結構難しいのでしょうが、無理なく感情移入できる見事な歌唱力。ヴェルディの次から次へと繰り出される名曲に、これぞMetという豪華な舞台。あまり難しいことは抜きにして、素直にオペラに酔う高揚した気分のうち幕は下りました。今夜も客の入りは良く、華やかな雰囲気。休憩時間には無事、初対面のYさんにお会いでき、短い時間でしたが、楽しいおしゃべりができました。アバウトに決めていた待ち合わせ場所でしたが、あの混雑したロビーですれ違うことなくお互いを発見できて・・・不思議なご縁ですね。次回はどちらでお会いできますかしら?


nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。