2008年初夏の旅(Paris 1) [2008夏パリ、ロンドンと伊リグーリアの旅]
今回はオペラやワイン通の友人とパリ、ロンドンを一緒に回ります。その後は一人でイタリアのリグーリア・ロマネスク教会を巡ります。チューリッヒ、ベルリン、ドレスデンはオペラも兼ねた美術行脚ということで盛沢山です。果たして無事に行程をこなせるでしょうか?
日程/パリ(4)~ロンドン(3)~ジェノヴァ(3)~ミラノ(2)~チューリッヒ(2)~ベルリン(2)~ドレスデン(2)~ベルリン(1)19泊21日
↓MAP
6/13(金) 札幌7:55~関空10:05/11:50~ パリ17:15 パリ4泊 Caron du baeau Marche (1泊150€ バスつき 朝食12€)
縁起を担ぐほうではないのですが、旅立つ日が13日の金曜日ってあまり良くないかしら?とちょっぴり嫌な予感。(まさか当たるとは...)
搭乗ゲートで同行のSさんと待ち合わせ、機内へ。毎度のことながら昨夜遅くまで旅支度に追われ、睡眠不足。朝ごはんに空弁を食べて、すぐ居眠り→熟睡。目が覚めたらすでに関空上空でした。乗り換えもスムーズにエールフランスでパリへ。
今月はJALのマイレージ・サービス月間で、通常より少ないマイルで、ビジネスクラスに乗ることができました。往路はJALとの共同運航便のAF、復路はパリからJALの名古屋便です。AFのサービスはJALに比べると、やはり雑な印象です。特に隣の方に和食をお持ちしますと言っておきながら、しばらくたってから、ありませんとのこと。それは仕方ないにしても、きちんと謝りもしないので、隣の方も憮然でした。ワインも頼まなければ、お代わりは無く、全般に愛想は悪かったです。
最近エールフランスに乗ったM子さんの情報により、映画は「The other Boleyn girl」を選択。
http://www.sonypictures.com/homevideo/theotherboleyngirl/?hs308=TheOtherBoleynGirlTitleSite
日本では10月に「ブーリン家の姉妹」というタイトルで公開予定です。
<16世紀のイギリス国王・ヘンリー8世(エリック・バナ)は男の子の後継者を産めない王妃との仲が冷めているという噂を聞きつけ、トーマス・ブーリン卿は娘のアン(ナタリー・ポートマン)に国王を誘惑させ、彼の息子を産ませ、傾いた家柄の再興を図ろうと目論んでいた。だが、狩猟に訪れ、怪我をした国王はアンの妹・メアリー(スカーレット・ヨハンソン)の看護を受け見初める。そのとき既に幸せな結婚していたメアリーだったが、家族の圧力により、渋々、国王と関係を結び、待望の男子を産む。やがて、優しい国王に惹かれていくメアリー。その頃、王妃の座を狙うアンは、ある策略を練っていた…。フィリッパ・グレゴリー原作の小説を映画化した、英国王室をめぐる2人の姉妹の愛と憎しみの物語。
ヘンリー8世といえばあのおでぶな女たらしというイメージが強いので、映画のかっこ良い国王にあれれ?そして彼の性格描写も弱かったのが惜しまれます。妹役のヨハンソンが初めは無邪気な新妻から王の愛人→産後の肥立ちが悪く病気→王の心変わりと姉アンとの愛憎に苦悩するという美味しい役どころを好演。実話かどうかは不明ですが、原作のほうが面白いという評判です。邦訳がでれば読んでみたいものです。
さて、今回はグルメ&ワイン通のSさんと一緒ですから、当然いつもの一人旅では愉しめない☆つきレストランをめざすことになりました。しかも到着したその夜に、ホテルから徒歩5分のブノアBenoitへ向かうという、無謀なる計画を立ててしまった私たち...。20:00予約済み
http://www.alain-ducasse.com/public_us/cest_aussi/fr_benoit.htm
アラン・デュカスのプロデュースする星ひとつのビストロ・スタイルのレストランです。最近東京にも店をだしたとか。
日本人のソムリエがお勧めの白ワインをグラスで。マグナムの2倍の大きさのボトル(ムルソー)を見せてくれました。
私が選んだのは前菜はグリーンアスパラとグリーンピースのカスレ風のお皿。主菜は白身の魚にオマール海老ソースのお皿(いつものことですがメモなし 汗)
Sさんはテリーヌとカスレ。お腹が一杯なので、コーヒーを頼むとプチフールがついてくるわねとデザートはパス。
高級ビストロの雰囲気は気に入りましたが、フランス南西部の伝統料理カスレが名物ですから濃厚な味です。10年前くらいにロカマドールなどで食べたのはもっと油っぽく塩辛かったのですが・・・。今の私の胃にはやや重すぎかも。
宿は 2年ぶりのCaron du baeau Marche 、新しい壁紙やペンキの塗り替えで綺麗になりました。ここは人気があるので早めの予約が必須です。
なんとゴージャスな! 素早いUPに感嘆しながら、続編を待っています。
by kikuko (2008-07-05 19:56)
kikukoさん
素早いコメントをいただき恐縮です。
>なんとゴージャスな!
いろいろな世界がありますね。オペラのチケット10.000円はさほど高くは思いませんが・・・グルメの世界では10.000円をお食事につぎ込むのは同じ感覚で、惜しくはないらしいです。は~っ!(溜息)
by alice (2008-07-05 21:09)
☆つきビストロのお料理はお花のお皿に、伝統のしっかりした味付けと たっぷりの量。前菜とメインでも満足満足。あれ以上は入りませんネ。お薦めのワインはムルソー!グラスでムルソーとはさすがです。美味しさと価格は☆つきでした!
ロビーから可愛いCaron du baeau Marche のお部屋に戻りホクホク気分で休みました。
by さくら (2008-07-08 18:05)
さくらさん
>お薦めのワインはムルソー!グラスでムルソーとはさすがです。
さくらさんもさすが!ワインにお詳しくて・・私は勉強させていただいて、とても得した気分。
花模様のお皿、こうして写真でみてもホントに可愛い!観光客もちらほらで、気軽な雰囲気。日本人のソムリエの方も感じ良かったですね。
by alice (2008-07-08 21:25)
おお~aliceさんのサイトに名前を出していただいて、光栄です!
おいしそうなお料理の写真に、くらくらっとしてしまいました(^-^)
うらやましい~
by M子 (2008-07-09 01:27)
M子さん
>おいしそうなお料理の写真に、くらくらっとしてしまいました(^-^)
パリで同じオペラを観ることがあったら、お伴いたします~!
独りで☆つきのレストランへ入るのは、私のような図々しいおばさんでも無理だなあ~と実感。
これからは同行者を大々的に募集しなければ・・・。
by alice (2008-07-09 14:40)
お帰りなさい。私も日曜日に戻りました。
毎日楽しみに拝見いたします。
カロン・ド・ボーマルシェ は、市庁舎よりですね?割りに賑やかな辺りでしょうか?私は、サンポール教会の近くに泊まりました。
暑かったり寒かったり、ただ今の東京のようにジメジメせず体は楽でした。
by ゆみゆみ (2008-07-09 21:41)
ゆみゆみさん
お帰りなさい!パリとロンドンのオペラいかがでしたか?
パリではたいてい市庁舎からサンポールの間くらいに泊まります。バスチーユやシャトレに近く、庶民的で気軽なところも気にいっています。
家では朝ごはんが簡素なので、旅に出たときはなるべく豪華な朝ごはんが希望なのですが・・・あのあたりのホテルでは美味しい朝食は無理。そのなかではカロンはパンが美味しいので許せます。
by alice (2008-07-10 13:26)
私は、今回「ジャンヌダルク」というところにしました。
いらしたことはありますでしょうか??
家族経営でしたが、窓から見る隣の家並み・花で飾られたバルコニー・ソ~ットヴォーチェの鐘の音:まさにヨーロッパに居るんだわ~^^。と感激しました。高級ホテルの天蓋付きベッドも憧れますが、又今度行くとしても下町風情を選ぶと思います。ただ、朝食は、パンと飲み物だけでした。しかし、朝いただくあちらのオレンジジュースは、多分、日本でも売られているのでしょうが、なんと美味しく感じるのでしょう。毎朝楽しみでした。
写真を拝見し、お食事の豪華なのに羨ましい限りです。
朝食のパンが、3種類ありましたので(私には多い)、それを保存しサラダとでいただくランチ。夜は「絶対寝てはならぬ」使命感から、極力少食にしていました。1度アリーチェさんと何処かで、ご一緒になり、お食事へ、お供したくなってまいりました(厚かましい願望ですが)。また、夢が広がりました・私に取りましては・・・。
by ゆみゆみ (2008-07-12 09:52)
>夜は「絶対寝てはならぬ」使命感から、極力少食にしていました
私もオペラの前は絶食状態。お腹がすいていて辛いときもありますが、幕が上がると忘れます。
「ジャンヌダルク」、まだ泊まったことはありませんが、電気コンロ使用禁止と聞いたことがあるのですが・・・本当ですか?
by alice (2008-07-13 14:52)
電気コンロですか?
自分に発想が無かったので、気が付きませんでした。
途中の1日、近くのケーキ屋さんで、お薦めの「木苺ケーキ」を買ってきた折
温かいお紅茶がいただきたくて、お願いしましたら、持ってきてくださいました。お湯は下さるみたいですが・・・。
バスティーユのオペラ座付近は、随分歩きました。2軒ほど可愛いホテルを見つけパンフレットをいただいてきました。又ホロ様が出てくださるといいのですが・・・。
by ゆみゆみ (2008-07-14 12:55)
あちらの食事が続くと胃から体調を崩すことが多いので、私は必ずコンロ持参です。お湯はいただけても、難しいかも・・・。オペラがはねてからなので、夜中にお願いするのも心苦しいですし。
レトルトのおかゆやカップラーメンなども持って行きますから、荷物も増えます。普段はこういうものは食べないので、結構美味しくいただいています。
この食事が一回入るので、遅めのランチはがっちりとりたいのです。安くて美味しいところがなかなか見つからなくて・・・。
by alice (2008-07-15 13:57)