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2008年初夏の旅(Zurich→Berlin15) [2008夏パリ、ロンドンと伊リグーリアの旅]

6/27(金) ZurichZRH12:10~Berlin TXL13:40(AB 93€) 
 ベルリン Westin Grand hotel 2泊  (199€ 朝食24€))

2泊してオペラ2公演にスイス・ロマネスクの半日ツアーをこなして、今日は早くも、チューリッヒからベルリン移動の日です。W子さんと一緒に朝ごはんをゆっくりいただいて、お別れしました。W子さんはこれからが旅の本番です。チューリッヒのオペラのあとはイタリアとの国境に点在するロマネスク教会をいくつか巡られるようです。

チューリッヒ空港では出発の表示にAir Berlinがありません。マイナーな航空会社を使うとたまにあることですが、一瞬ドキッ・・・。それでもABのカウンターはすぐ見つかり、搭乗券を無事ゲット。預かり荷物はヨーロッパ内は20キロ制限と厳しいのですが、私は軽くOKでした。ちなみに出発時15キロ、このときは18キロでした。
予想通り、出発は30分ほどの遅れでしたが、ホテルにはほぼ時間通りに到着。
今回の旅では一番贅沢な宿です。Staatsoper Unter den Lindenに近いのと、スターウッドホテルチェーンの会員になっていますので、お得意様?ベルリンはここと決めています。4☆ですが、パリやロンドンの同じレベルのホテルから比べるとリーズナブル。しかし、今回は毎回使っていたサービス料金がドレスデンから戻る最後の1泊しか空きがなくて、今日からの2泊は高くて・・・(涙)

部屋はバスタブも付いていなかった(他もいろいろ難点が)チューリッヒに比べると、広くて大理石のバスルーム。バスタオルもふかふか。寝こごち満点のベットに羽根布団。

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Image202.jpgランチが飛行機の中の軽食でしたから(それもまずくて少々しか食べられません)、お腹がすいて近所のビア・レストランへ。ここは気軽に一皿で済ませられて便利なお店です。ビールと鰊とポテトのお皿。
鰊にブラックベリーのジャムがついていて不思議なお味。

昼寝の後は開演15分前に部屋を出て劇場へ。(徒歩5分)

 

 

 

「il Turco in italia」 ⑨ Staatskapelle Berlin 19:30開演  チケット80€
Musikalische Leitung Constantinos Carydis
Inszenierung David Alden
Donna Fiorilla Christine Schäfer
Don Geronio Renato Girolami
Don Narciso John Osborn
Selim Alexander Vinogradov
Zaida Katharina Kammerloher
Albazar Florian Hoffmann
Prosdocimo Alfredo Daza

  Christine Schäferは数年前、N.YのMETでルルを観て以来のファンです。せっかくヨーロッパまでオペラを観にくるわけですから、計画の段階で追っかけの数人(もっと?)のスケジュールをチェックすることから始めます。今晩のチケットは最も早く、ほぼ1年前に取っていました。

Schäferは最近ベルリンかパリ、夏はザルツでの舞台が多いようです。それにレパートリーが非常に(異常に 笑)広くて、チャレンジ精神旺盛。今回もロッシーニを歌うというので面白がってやってきました。

細かい部分はすでに忘れてしまってますが、カラフルでポップな舞台にポニーテールのアメリカンガール風のFiorillaが登場。イタリアのトルコ人というよりも アメリカのトルコ人といった感じ。ハリウッド映画風な演出ですから、以前東京で観たデヴィーア、ヴィンコ、レガッツオといったオールイタリア人歌手たちの舞台とはまったく別物。

  Schäferは調子はあまり良くなかったせいもありますし、ロッシーニ歌手としてはやはり、疑問文。でも、彼女が多分目指そうとしている新しいロッシーニ・オペラ(ルネッサンスの次はなんですか~)への意気込みは伝わってきました。他の歌手たちの水準も高く、それぞれが個性的な役柄を熱演、熱唱。ブラビ-!!

ただし、音楽はいまいち弾みませんでした。同じベルリンでも去年のドイチェ・オパーーでのセミラーミデのゼッタと比べるほうが無理というもの・・・。席は Parkett 3-17。

Berlin opera3.jpg   Berlim opera2.jpg

berlin opera1.jpg   P1060650.JPG

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コメント 4

さくら

aliceさんの荷物は長い旅行にも関わらず少ないのに驚きました。旅行期間が10日短い私のほうが重かった。aliceさんは服もさりげなく違うものを着て楽しんでいらっつしやいました。写真を見ると私はいつも同じ(笑)
帰りの荷物は20キロに引っかかりそうだったので、集めたパンフなど捨てました(涙)、19.6キロだった!(セーフ)手のこともあるし、見習ってもっとシンプルな荷造りを工夫します。

オペラ劇場に近いホテルは何よりです。旅の終盤、タオルがふかふかで寝ごごち満点のベッドは嬉しいですね。

「イタリアのトルコ人というよりも アメリカのトルコ人といった感じ。」(笑)
TVやDVDでしか経験がないのでシェーファーの生を聴いてみたいです。

by さくら (2008-07-27 10:36) 

alice

シェーファー、来シーズンもベルリンで歌うようです。(後宮からの逃走)
実は一度も生で後宮を聴いてないので、モーツアルトは彼女に合ってると思いますし、ただ今プランを練っているところ・・・。

腱鞘炎、その後いかがですか?秋のパリ行きまで少しでも良くなりますように。私はいろいろあって、来年まで海外遠征はお預け・・・。

来年の嬉しいことだけ考えて暮らそ~っと。
by alice (2008-07-27 22:11) 

ヴァランシエンヌ

こんばんわ。ご無沙汰してます。

aliceさんがこちらの舞台をご覧になる予定…と仰っていたのを覚えていて、鑑賞記がUPされるのを楽しみにしてました。
私も行く気まんまんだったんですが、結局諦めてしまって、舞台写真が出たのを見て、けっこう私好みのお洒落な舞台だなぁ、やっぱり行けばよかった…と激しく後悔して、大泣きしてました(^^ゞ

シェーファー以外は国際的知名度が高くない歌手ばかりでしたから、レビューもシェーファーに偏っていましたし(と言っても、レビューは、自分が観ていない舞台を補う参考にはなりますけど、それが全てではないと思ってますので、殆どまともに読んでません^^;)彼女の為の上演、という感じを受けていましたが、
でも、aliceさんが「他の歌手も水準が高く」と仰って下さったこと、とても嬉しく思います。

カーテンコールも、楽しませて頂きました。ありがとうございます。
右下の右側のターバン男(笑)が、タイトルロール、ですね。
by ヴァランシエンヌ (2008-07-27 22:59) 

alice

>右下の右側のターバン男(笑)が、タイトルロール、ですね。

いい男が綺麗に撮れていなくてすみません。
彼のセリム、お世辞ではなくてなかなかでしたよ。二人の女の間で悩む優男タイプのセリム。なにしろ相手は強い女たちです。眉を八の字にさせて、時には切なく歌っていました。

ヴァランシンヌさんが観たら、卒倒していたかも・・・。(笑)
ブロマイド右上のプリントシャツのも彼です~!
by alice (2008-07-28 00:37) 

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