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2008年初夏の旅(Dresden→Berlin19&帰国) [2008夏パリ、ロンドンと伊リグーリアの旅]

7/1(火)   Dresden15:03→BerlinHbf17:13(train)                             Westin Grand Hotel 1泊  (133€ 朝食24€)
 

 旅の計画の段階ではドレスデンは3泊の予定でしたが、帰国便の関係でベルリンからパリ経由のほうが便利なので2泊に短縮しました。それでマイセンも行けませんでしたし、市内の観光にも時間が足りなくて残念でした。昨日は月曜日は美術館が休みでしたので、この日はベルリンに戻るまで、美術館一本に絞って見学しました。
オペラ劇場ももちろんのこと、ここの美術館はそれ以上に訪問を希望しながら機会のないまま、いつの間にか十数年の月日が流れました。
http://www.skd-dresden.de/de/index.html

PHOTO046.jpg美術館(アルテマイスター)はオペラ座の大広場に面したツヴィンガー宮殿のなかにあります。

 

 

 

 

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←入り口です。初めは気が付かずに通過してしまいました。
カメラ撮影は追加料金を確か5€払うとノーフラッシュで許可されます。そのバッジをつけて入場。

ザクセン王国の絶頂期(17世紀の終わりから18世紀の半ば頃まで)に二代に渡る王たちによって収集された世界に誇るコレクションです。

 

 

 

☆ラファエロの下絵によって織られたタペスリーの部屋
正面に「奇跡の漁り」。全部で10枚。下絵はロンドンのヴィクトリア&アルバート美術館に収蔵されています。
レオ10世の依頼でシスティナ礼拝堂のタペスリーのためにかかれた下絵(テンペラ)をもとに、最初に織られたのは1519年。このときは7枚だけ織られたようですが、その時の作品は特別なとき(クリスマスなど)だけ、システィナ礼拝堂の壁に飾られるそうです。後に下絵だけはイギリス英室に入りましたが、公開された関係もあり、18世紀にはヨーロッパで賞賛の的になりました。正確なことはわかりませんが、その頃に下絵のコピーをもとに、王の注文を受けてベルギーで織られたものではないかしら。

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☆ Canaletto(Bernardo Bellotto)の部屋
  PHOTO053.jpg叔父が有名なアントニオ・カナレットで、彼自身もカナレットと名乗ったそう、紛らわしいですね。1747年にドレスデンに宮廷画家として招ばれ、ドレスデンを中心とした風景画家として活躍。
何枚かのうち、ピックアップしたのは「Neumarkt広場の眺め」

大戦の後、60年かかって修復されたブラウン教会の18世紀の姿。

 

Jan Van Eyck  「 ドレスデンの祭壇画」
  ここの美術館のコレクションの中でも最も美しく、貴重な宝石のような小さな三連祭壇画。当然、ガラスに囲われていますから、写真撮影はとても難しいのです。それに、鑑賞する人がひとりでも正面に立つと、ほとんど見えなくなってしまいます。それで、この部屋をうろうろしながら、ちらちら。誰もいなくなると素早く場所取り。(笑)

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玉座の聖母子を中央に大天使ミカエルと寄進者、聖カタリナ。裏はグリザイユで描かれた「受胎告知」(やや大きいのがマドリードのテッセン・ボルミネッサにもあります)。
初めての一人旅で、ヘントの祭壇画を見に行ったことなどが、思い出されました。あの旅から十数年の間にエイクの作品はほとんど観ることができました。油彩画を確立し、そして同時にネーデルランド絵画の完成を成し遂げたという稀有な画家です。後に続く画家のなかにはエイクを超えられない苦悩から狂気に陥ったといわれるフースhugo van der Goes 。エイクの精緻な画風に目を奪われながらも、写実を超えた別世界にしばし、彷徨う不思議さ・・・。


 Rembrandt「ガニュメデスの誘拐」
ギリシア神話のなかではガニュメデスは美少年ということになっています。なぜレンブラントは幼児に置き換えたのでしょうか?しかも恐怖からお漏らしまでしています。レンブラントの既成概念にたいする風刺と思われています。幼児は穢れの無い心を、さくらんぼはエロスを、胸にぶら下がっている房は禁欲を表しているとか。

レンブラントはほかにも「サスキア」「放蕩息子の酒宴」(右)など

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フェルメール「娼婦」「手紙を読む女」(部分 ガラスに映る姿をアップで撮影、あら怖い)

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 リベラ「聖アグネス」、リオタール「チョコレートの少女」

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アントネッロ・ダ・メッシーナ「聖セバスティアヌス」(中央)とラファエッロ「サン・シストの聖母」

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エルスハイマー「フィレモンとバウキスの家のユピテルとメリクリウス」にも再会(2006年の展覧会/エジンバラにて)

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パルミジャニーノ「薔薇の聖母」(部分)、フランシスコ・デル・コッサ「受胎告知」(部分)

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マンティーニャ「聖家族」、ジョルジョーネ「眠れるヴィーナス」

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 きりがありませんので、このへんまで。5€のカメラ許可料も元を取るほど撮影。倒れる一歩手前まで、美の回廊を巡り歩きました。かなり満足したところで退散。

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ランチはホテルの前のテラスビヤガーデンで。ドイツですから、ソーセージとポテトとキャベツの酢漬の盛られた 一皿を注文。

 

 

 

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←ドレスデンの駅

 

 

 

 

ベルリンのホテルに戻りました。部屋は前のときより1泊60€も安いのですが、ほぼ同じレベルの部屋でした。夕食のとき散歩して、この近辺のエコノミーな宿は無いかしらと探索したのですが、見つけられませんでした。例の気軽なビヤレストランで、豚のスペアリブの一皿料理。

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Image206.jpg 9時過ぎても明るいウンター・デン・リンデン大通り。ショーウィンドーにベルリンの人気者白熊さん(陶器の置物)私の初夏に始まった旅も、7月に入りますと真夏の旅になりました。明日は帰国です。

 

 

 

 

7/2(水)ベルリンTEGEL 12:50→パリSDG 14:35(AF1735 約14,000円)/18:00→
7/3(木)中部12:50/14:55→札幌16:35

ウエスティンの豪華な朝食をたっぷりいただいて、チェックアウト。ベルリンの空港カウンターで、パリ経由のスルーバッゲージを確認しましたら、係りの女性が「もちろんOKよ。出発までエールフランスのビジネスラウンジも使っていいわ」とウィンク。親切!
 
パリでは乗り換えカウンターの出国審査が大行列。1時間も並びました。
乗り継ぎは名古屋の中部空港。ここは初めてでしたので、何か美味しいものをいただこうと張り切ったのですが・・・関空のほうが良かったわ。

今回は JALの家族合算のおかげで、マイレージ特典航空券(ビジネス)を使い、優雅な空の旅でした。ただし、燃料チャージが50,000円弱かかりました。名古屋便はビジネスは空席が多く、そのせいか、食事やシートもやや落ちる印象でした。
それにしても、搭乗やチェックインのときビジネスクラスのほうへ行こうとすると、「こちらはビジネスクラスですよ」と毎回注意されるので・・・トホホ。余程エコノミーな顔&姿なのでしょうか。(笑)

旅が始まって4日目の階段踏み外し事件で打った左わき腹は帰国翌日、近所の整形外科でレントゲンを撮ってもらい、骨に異常はみられないという診断が下され安心していました。ところがその数日後に序々に痛みがでてきて、ひどいときは咳をすると飛び上がるほどの痛さ。家族や友人に歳なのに無理したからとか、疲れが溜まっているとか忠告され・・・いつになく素直に10日ほど外出を控えていました。おかげさまでようやく快復。来年まで海外旅行の計画はありませんので、しばらくブログからも離れることになりそうです。拙い日記をここまで読んでくださって、コメントもいただいて、とても励みになりました。本当にありがとうございました。(END)


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rosina

Aliceさま、

旅日記を楽しく拝読させて頂きました。今は家を離れられるのがせいぜい数泊でしかない事と、目下イタリアにオペラを観に行く事に凝っている私には、このように時間をかけてヨーロッパ、そしてドイツを旅する日はまだ先の事だとは思いますが、その時の参考にさせて頂きます^^。

お怪我の方、大事無くて何よりでした。
by rosina (2008-08-03 02:41) 

alice

rosinaさん

ヨーロッパは遠いです。最近飛行機に弱くなってきましたから、わがまま言って、普通は3回分の日欧往復を一度に済ませようという魂胆・・・汗。

海外で発熱や下痢は何度もありましたが、怪我は初体験・・・厄介なことだと身にしみました。あれでひどい捻挫だったら、即帰国でした・・・。


by alice (2008-08-03 13:10) 

さくら

初夏の旅、ブログアップおめでとうございます。

ロンドンのビクトリア&アルバート館までたどり着いたもの迷って「奇跡の漁り」の下絵にたどり着けませんでした~!しかも、数年前にドレスデンを訪れたのにタペストリー見ていない!知らなかった~(涙)
今度はカメラ許可料支払って写真を撮りたいです。

いろいろ旅の情報、楽しみ方を教えてくださいました。

今回のaliceさんの旅では前菜にあたるフランス、イギリスをご一緒させていただきました。
ブログを読みながらイタリア、スイス、ドイツにも連れて行っていただいた気分です。
メインやデザート、コーヒーまでいただいてフルコース!
美味~♪

沢山、沢山、ありがとうございました。  さくら






by さくら (2008-08-03 23:58) 

bonnjour

aliceさま、はじめまして。Mixiのジャルスキー・コミュをたどってこちらのブログにたどり着きました。近頃Mixiでジャルスキー命!と吠えまくっている(笑)bonnjourと申します。

オペラと美術という私の二大趣味にバッチリとはまったaliceさんのブログを、ワクワクしながら拝見しました。好きな画家の趣味も、大変に近いようでとても嬉しくなりました。私は結婚を機にヨーロッパに移住しましたが、それまでは夏休みやお正月によく一人でヨーロッパ美術館巡り&オペラ旅行をしていましたので、aliceさんの旅行記をとりわけ興味深く拝見しました。今回の旅行記が完結したのでしばらくはブログの更新をお休みされるとのこと、読者としては残念ですが、今後ともジャルスキー・コミュなどを通してよろしくお願いいたします。

お怪我の件、くれぐれもお大事に。
by bonnjour (2008-08-04 01:48) 

alice

さくらさん

こちらこそ、最後までコメントつけてくださって、感謝感激です~♪

ビクトリア&アルバートの下絵、あの時はゆっくり探せなかったので、見つからなかったのよね。ドチェスターで私が待っていると思って・・・仕方なかったわ。

その記憶も新しいうちに、ドレスデンで最初に入った部屋に「奇跡の漁り」ですもの、びっくり!

下絵の画像も見たのですが、タペは左右反対に織られているのに気がつきました。ドレスデン以外にも、下絵をもとにしたタペはあるのかしら?
by alice (2008-08-04 12:48) 

alice

ジャルスキー命のbonnjourさん

ようこそ!こちらこそよろしくお願いいたします。

ジャルスキーはまだ生を聴いたことはないのですが、アイムだったと思いますが、彼女のyoutubeを追いかけているうちに、ジャルスキーに遭遇、驚愕!速攻でCDをアマゾンに注文してしまいました。(笑)

ジャルスキー・コミュに書き込むほどのネタも持っておりませんが、いつも楽しみに拝見しております。

>好きな画家の趣味も、大変に近いようでとても嬉しくなりました

今後とも機会がありましたら、好きな画家のことなどお聞かせくださいね。

ありがとうございました。






by alice (2008-08-04 13:11) 

ヴァランシエンヌ

旅日記、お疲れ様でした。
aliceさんの旅日記は、きちんと宿泊先の情報や、レストランの情報も「実際に行ってこられた方の目線」で書かれていらっしゃるのが、読み手にとっては有難いです。「行った、観た、感動した」で終了!という情報が多いので(笑)こういう具体的なノウハウは、大変役に立ちます。私も書きかけのものを含めて、見習わねば…(^^ゞ

私もいつか、3週間かけてじっくり大陸横断、したいです。
いつか、ベルリンでお会いできるのを、楽しみにしています。
by ヴァランシエンヌ (2008-08-04 22:29) 

Boni

今日は。前エントリーのコメントでは早速にご返事下さり有難うございます。

皆さんのお話に横から首を突っ込むことをお許しください。

>下絵の画像も見たのですが、タペは左右反対に織られているのに気がつきました。ドレスデン以外にも、下絵をもとにしたタペはあるのかしら?

残念ながら、aliceさんもご存知のヴァチカン美術館のものしか思いつきません。

ただ左右反対に織られている事については、技術的なプロセスについては忘れてしまいましたが、通常、下絵(カルトン)をタピスリーに転写するときには絵柄の左右が逆転します。
ロンドンの下絵において、本来なら、キリストは右手を上げて祝福していなければならないところ、左手を上げていることにお気づきでしょう。
これは、この作品が元々タピスリーの下絵であることを意識して製作されたことを示しているものと思われます。

それにしても、先日初めてこのブログを訪れて以来、過去の記事を拝見していましたが、実に様々なところにご旅行されているのですね。
aliceさんの並々ならぬ旺盛な好奇心と行動力には敬服いたします。
by Boni (2008-08-05 13:27) 

alice

ヴァランシェンヌさん

ありがとうございます!ホテルの情報はともかくレストランはメニュをよく読めませんので、得体の知れないものはなかなか手が出せません。

説明してもらっても、余計にわからなくなったり・・・。

>私もいつか、3週間かけてじっくり大陸横断、したいです。

これは齢60歳以上にして、初めてできることでして・・・ヴァランシェンヌさんはまだまだお若いのですから、これからですよ。


by alice (2008-08-06 19:32) 

alice

>残念ながら、aliceさんもご存知のヴァチカン美術館のものしか思いつきません。

だとすると、やはりドレスデンのは貴重なものなのですね。美術館のカタログは重いものは購入できませんでしたし、詳しいことはメモもしませんでしたので・・・怠け者なのです。

あの下絵はいろいろな画家が模写したとか・・・。
ロンドンに渡ったことで、いろいろな方面(ラファエッロ前派なども?)に影響もあったでしょうし・・・。

ドレスデンのタペスリーから興味が次々と湧いてきます。だから、美術館巡りはやめられません。(にっこり)

by alice (2008-08-06 19:49) 

tina

何回もトライしてやっと写真を見ることが出来ました。
料金を払えば写真を撮れるのですね。気がつきませんでした。
初めて行ったのはベルリンからのツアーだったのですが、手違いでドレスデンでは時間がなくなってしまい、絵画間を十五分で見てくださいといわれ、駆け抜けながら、横目で、ああ、あれもある、これもあると思ったものです。まだ、修復前のことでした。
 
その後、ゆっくり訪ねる機会があったのですが、タピストリーのことは覚えていません。残念。
フェルメールが一番の目的だったのですが、リオタールの「チョコレートを運ぶ少女」がとても印象に残って、買ってきた絵葉書を額装して飾っています。これはパステル画ですが、同じパステル画でイタリアの女流画家の 
ロザルバ・カリエーラの作品がここには多く所蔵されているとのこと。
もう機会はないだろうと思うと残念です。

お怪我が骨折などでなくて良かったですね。
大旅行お疲れ様でした。
また最初からもう一度読ませていただこうと思っています。
by tina (2008-08-07 22:19) 

alice

リオタールの「チョコレートを運ぶ少女」の前で、この絵画のことを教えてくださったtinaさんを思い出しました。(ニッコリ)

>同じパステル画でイタリアの女流画家のロザルバ・カリエーラの作品
 
こちらは気がつきませんでしたが、館内の見取り図を確認しましたら、同じパステル画の部屋にあったようです。同時期(18世紀)に活躍した画家なのですね。

La Tour(Quentin)もこの部屋だったのに、見逃しています。しかも、この3人の中では一番有名なLa Tour(Quentin)/代表作「ポンパドゥール夫人」はカリエーラに影響を受けて、パステル画に専念したとか・・・知らなかったわ。

美術館での写真は窓からの光やガラスの反射など、難しいのすが、額縁や壁紙など、展示の様子が分かるので、なるべく撮るようにしています。
美術館では撮影許可をはっきり表示して無い場合は、必ずダメモトで訊くようにしています。


by alice (2008-08-09 12:51) 

Cojico

aliceさん

初めまして。このブログと同時にホームページも時折覗かせていただいていたのですが、あまりの記事の多さに圧倒され、また、お一人で旅行されているのも知り、とても私がお話できる方ではないと、無言で立ち去っておりました。

改めてホームページを読み返すと、ほんとに充実したサイトだと感心し、また、私がこれから訪問したいと思っている教会や、また、見たいと思っている絵などついてもお話したいと、コメントを書くことにしました。

私も教会や絵に興味があるのですが、何の講座を受けたこともなく、ただ、本だけを頼りに回っているところです。aliceさんのサイトと参考にして、勉強したいと思います。よろしくお願いいたします。
(aliceさんは、アリスさんとお呼びすればいいのですか、それともアリーチェさんとお呼びすればよろしいのでしょうか?)

by Cojico (2008-09-09 21:07) 

alice

Cojicoさま

ご訪問ありがとうございます。そして過分なお褒めをいただき、恐縮しております。aliceはイタリア読みでアリーチェです。ヴェルディの「ファルスタッフ」にでてくる魅力的な夫人にあやかりました。(汗)

こんなミーハーなこと書いて良いのか知らんなどと、試行錯誤しながらやってきました。ガイドに徹して、もっと正確な情報をお伝えすべきなのでしょうが、なにぶんにも気まぐれな性質が災いして・・・勝手気まま。
親切なサイトとは言えないでしょうね。

これからもどうぞよろしくお願いいたします。




by alice (2008-09-10 19:33) 

Cojico

aliceさん
明けましておめでとうございます。
何処にメッセージを書けばよいのかわからないので、こちらに書かせていただきました。
今年はどちらへいらっしゃるのでしょうか?
私は、aliceさんの教会の部分についてだけ、後を追いかけていっているような状態です。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

by Cojico (2009-01-03 23:54) 

alice

Cojicoさん

年賀のご挨拶をありがとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

今年の旅はいろいろな事情から、飛行機の手配だけは先に済ませました。
無事にこなせると良いのですが、年末に雪道で転倒して、まだ痛みが残りややトーンが翳り気味・・・。体力が落ちると気力もでてこないものです。

今までは90%は一人旅で巡っていたのですが、3月のポルトガル・ガリシアはツアーです。2001年(年2回ですが)から受講しているロマネスク美術の講師が引率するツアーに初めて参加します。

今まで自分で下調べをしてきたので、今回はお任せかしらと思っていたのですが、Googl earthで訪問予定の教会をチェックしているうちに、むらむら(笑)写真など拾って、HPの旅プランにアップしたりしています。まだ、未完成ですが。

>aliceさんの教会の部分についてだけ、後を追いかけていっているような状態です。

私のほうこそ、cojicoさんの詳細なレポートを参考にさせていただいています。5月はアングレーム、サント方面を狙っています。この周辺ははずれるとバスの便がなくて、苦戦しそう・・・。

ボルドーやサンテミリオンでの美味しいワインを励みに頑張ろっと~!!


by alice (2009-01-04 13:59) 

Cojico

ポルトガルですか・・・人々はとても優しくて素朴で、大好きになりました。もう一度行きたいと思っているほどです。ポルトガルの教会についても書こうと思ってはいるのですが、この遅い速度ではとても追いつきません。

私は主人と二人でリスボンに4連泊し、リスボン市内は自分達で自由に廻り、それ以外は、当時公共機関はストでしたので、地元のツアー(当然外人ばかりと一緒)で連日目的地を変えて、廻りました。ポルトガルのいろいろな教会の、あのすばらしい装飾は忘れられません。
大学の教室内部も教会内部もアズレージョで飾られているところも多く、とても素敵でした。
でも、西はエヴォラ、北はコインブラまでしか行っていない(主人はポルト方面も行っている)ので、また他も廻ってみたいです。何時になるかわかりませんが・・・。

フランスの話になりますが、アングレームは大きい街なので、駅からバスが出ているのがすぐ分かりました。問題は、サントです。駅前に止まっているタクシーがいたら、必ず捕まえてくださいね。それがいなくなると、次の列車の時間、つまり数時間後にしかタクシーは着ませんので・・・。そして、サントでは、アベー・オー・ダムにも寄って下さいね。私は行っていないのですが・・・、ほんと残念です。

サンテミリオンも岩の中に古い教会があり、時間ごとに予約して入れるようになっていました。面白かったですよ。
また、aliceさんの楽しい報告をお待ちしております。
by Cojico (2009-01-06 13:10) 

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