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2009年早春の旅16(ニューヨーク→ヨーロッパへ) [2009春オペラと美術で世界一周]

3/19(木)New YorkJFK16:50→機内泊

ニューヨークを離れる日は朝から冷たい雨が降りました。これからが今回の旅のハイライトなので、ここで風邪を引くと大変。暖かな部屋(というか暑すぎるほどですが調整がききません)で、荷物の準備をしながらのんびり。11時過ぎにチェックアウトして、トランクなど預かってもらい外出。ワーナービルでぶらぶらウィンドーショッピングするも、買うものも予算も荷物の空きもなく、欲望は食欲だけ・・・。

ニューヨークにはいろいろな人が居ますが、赤いおべべのおばさんが裾を膝までからげて、ワーナービルに入ってきました。ご丁寧に赤いリュックを背負っています。正真正銘のジャパーニーズなのかどうか謎です。いくら図々しい私でも、隠れてi phoneで撮影しました。ぴんぼけ。

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ランチは日曜日のブランチが美味しかった8 1/2へ。今日はプリフィックスメニューからオニオングラタンスープと子羊のカットグリル、デザートは忘れました。

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2時ごろホテルに戻り、タクシーでJFK空港へ。いよいよ初大西洋横断です。ルフトハンザのビジネスクラスは満席。日本~北米LineのUAとは大違い。それはやはり居住性やサービスの良さの差と思えました。食事も美味しく、毛布もキルティングの肌掛け布団。一番嬉しかったのは機内映画やオーディオサービスの充実していること。日本語吹き替えの最近封切りされたまたは封切り前の映画がずらり・・・感動でした。オーディオも他の航空会社ではクラッシクはポピュラーな音楽におされ気味ですが、プログラムのトップにオーケストラ、器楽、オペラと3つを揃え、さすがドイツ!!

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夕食が終わると早速映画鑑賞。前の席の後背についたTVが遠~い。

選んだのは「ある公爵夫人の生涯」・・・キーラ・ナイトレイはともかく、レイフ・ファインズが出るので決まり!

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あらすじは最も裕福な公爵の一人、デヴォンシャー公爵(レイフ・ファインズ)に嫁いだ17歳のジョージアナ・スペンサー(キーラ・ナイトレイ)。聡明(そうめい)で美しい彼女は公爵夫人としてイギリス中の人々に愛されるが、夫のデヴォンシャー公爵はジョージアナに男子の後継者を生むことだけを望み、自身は離婚歴のある女性との愛人関係を続ける。(シネマトゥデイ)

元ダイアナ妃の実家につながるお話とは日本に帰ってから知りました。悲劇的な血の繋がる二人の女性がオーバーラップという見方も面白いでしょうけれど・・・時代が違いすぎるので、比べてもしょうがありませんが、ヒロインの行動にあまり感情移入できないのは何故でしょう。ヒロインの豪華な衣装はとても美しいけれど、いまひとつ魅力に欠けていました。お人形さんのような感じ・・・夫の関心を引かないのも納得。デヴォンシャー公爵はあの時代の権力者の傲慢さ加減が良く出ていました。背景の時代が求めるものを考えるとそれなりに楽しめる映画です。

オペラ映画はウトウトしながらウィーンでの2年前?の「マノン」(ネトレプコとアラーニャ)を観ました。

そうこうしているうちにフランクフルトに到着。時差の関係で、北米ではこれから就寝という時間に、フランクフルトはそろそろ夜が明けるという時間帯・・・。


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