2009年早春の旅17(リスボンへ) [2009春オペラと美術で世界一周]
3/20(金)→フランクフルト5:25/9:25→リスボン11:20
VIP Diplomatico Hotel 2泊
初の大西洋横断と浮かれていたのは良いのですが、ほとんど睡眠を取らないままにフランクフルトに到着してしまったのですから、困ったことになりました。3時間程度ラウンジ(しかも混んでる)のソファーに座っていても、眠ることは不可能です。結局はリスボンまでの3時間弱のフライトで熟睡しました。
目覚めて時計を見ると12時を回っています。到着が1時間も遅れたのかしら?と勘違い。ポルトガルは英国と同様に1時間の時差があるのでした。ポルトガルは初めて!リスボンも初めて!とうきうき気分で降り立ってみれば、そこは南国。気温25度の表示に呆然。薄手とはいえ黒いキルティングのオーバーコート姿です。(大汗)
暑いやら眠いやらでよれよれになってホテルへ。シャワーを浴びて、Tシャツに着替えると少しはシャンとなりました。今日グルベンキアン美術館に行かなければ、もう時間は取れないのです。幸いホテルは地下鉄の駅にも近く、3駅ほどで到着。交通量の多い広い道路を渡り、公園の一角に建つ美術館へ。
ここのカタログも重いので購入しませんでした。コレクションは多岐にわたりますが、私は主にヨーロッパ絵画を見学しました。
ネーデルランド絵画
↓ ウェイデン「ある聖女の頭部」(21×18)、もう一枚の「聖ヨセフの頭部」とともに祭壇画の一部。(ロンドンの「読書するマグダラのマリア」も同じ祭壇にあったと推定されている)
↓ デーリック・バウツ「受胎告知」
イタリアルネッサンス絵画
↓ ギルランダイオ
↓ カルパッチョ「聖家族と寄進者」
ラファエッロ前派
↓ バーン・ジョーンズ「ヴィーナスの鏡」(1873~77)122×199.5
ランチは美術館内のカフェで。ロールキャベル、炒めライスなど。巨大なプリンつき!公園の芝生が鮮やか。藤の花も咲いて、札幌の初夏の気候。
午後4時頃を過ぎるとかなり涼しくなってきます。ホテルに戻り、手持ちのもので軽く夕食を済ませ、ベットで熟睡。ふと目覚めると階下のロビーから日本語らしき声ががやがやと聞こえます。
ツアーの皆さんが到着する時間になっていました。お出迎えに降りて行き、引率のI先生や添乗員さん、札幌の知人たちに挨拶。これで一安心です。部屋に戻りお風呂に入り、気持ちよく就寝。
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