2011年冬の旅(9) バルセロナ~タラゴナ [2011冬カナリア諸島からカタルーニャの旅]
2/16(水) バルセロナ・カタルーニャ広場9:55→サン・クガ・デル・ヴァリエス10:28/12:54→バルセロナ・カタルーニャ広場13:28 バルセロナ・サンツ15:46→タラゴナ17:06
タラゴナ インペリアル・タラコホテル 2泊
9時にチェックアウトして荷物を預け、カタルーニャ広場駅↓からの近郊線R7に乗って、サン・クガへ。
ところが確かに時間通りの電車に乗ったはずですが、終点のMartorellまでSant-Cugat del Vallesの駅はありません・・・折り返しに乗ってきた人に訊きましたら、隣のホームに停まっている電車に乗ればいいというのです。電車の傍に立っている車掌さんにも確認して、乗り換えて無事Sant-Cugat del Vallesに到着。R7ラインはふたつのラインがあるということなのでしょうか・・・。予定より15分ほどの遅れで済みましたが、駅やHPの表示とは違うので、いまだ納得が行きません。
サン・クガは現在はバルセロナの近郊の住宅地らしく、駅もややはずれに建っています。駅には窓口はなく、切符売りの女性はコーヒーショップ&売店の係りも兼任です。
低いところに建っている駅からは街が見えませんが、道路の高架下を抜けて階段を上ると駅からの大通りにでます。まっすぐ10分ほど歩きロータリーにでますと、教会の高い塔が見えました。駅から1キロくらい。
サン・クガ・デル・ヴァリエス修道院 Sant Cugat del Valles
4世紀には創設されたといわれる古い歴史を持っています。今の教会は1063年のプレ・ロマネスクの教会を基礎に12世紀には回廊が完成しましたが、ゴシック期や16世紀にも何度か改造されています。12世紀の回廊の柱頭彫刻はカタルーニャ・ロマネスクの重要な見所です。
ここも回廊美術館から入場料を払って見学します。基礎部分やアーチなどは多分近年補強されたようで、風情に欠けるのが少々残念です。柱頭彫刻は彫が深く、力強い表現。
↓ レスタニーにもあった三角帽子(フード)
↓ サムソンとライオン
↓ キリストのエルサレム入城 木に登る人々
↓ 顔の部分は破損していますが、天使の羽根がお見事!
↓「降誕」 思案顔のヨセフ。
↓ 「ノアの箱舟」 鳩がオリーブの葉をくわえて飛んできて、洪水が終わったことを知らせます。
↓ 中庭には初期の教会の跡地
↓ 回廊に沿ったギャラリーに13世紀の磔刑のキリスト像
↓ 係りの女性に強く勧められたビデオを観ているうちに時間がなくなり、教会は外観だけ
帰路は乗り換えなしで、バルセロナに到着しました。ランチはランブラス通りの中華レストランで。
↓ ジャスミン茶に砂糖とスプーンがついてきました(笑)。
↓ 飲茶3種
↓ 野菜焼きそば 初めは美味しかったのですが、だんだん塩辛くなって・・・
↓ 胡麻のアイスクリーム
ホテルに戻り荷物を受け取って、サンツ駅までタクシー。在来線の急行でタラゴナへ。切符代にずいぶん差があります。私は6.7€(約1時間半)を選びましたが、AVEでは約30分で35.4€!
そのせいか、かなり混んでいてようやく座れました。通路に大きな荷物を置く人も多かったので、私もスーツケースを横に地中海を眺めながら、ウトウトしているうちにタラゴナに到着。タクシーで高台に建つホテルへ。グループなのにひとりでチェックインするのが珍しかったのでしょう。ガイドか?なんて言われましたが、こんな年取ったガイドっているのかしら?
↓ バルコニーから少し見える夕方の海を見ながら、のんびり寛いで今夜到着するツアーを待ちました。
夕食はホテルのレストランで。烏賊のフリットとオリーブ、海鮮リゾットなど。
丁度食事が終わる頃、ツアーの方たちが時間通りに到着されました。私を入れて12名の少人数のグループ。予想に反して大阪の参加者は居なくて、京都、滋賀、宝塚、名古屋などそして札幌の方も!
明日からは独りの食事から解放されて、カタルーニャの食を楽しむことになります。お腹の調子もすっかり良くなりました。
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