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2011年冬の旅(10) タラゴナ&地震でストップ [2011冬カナリア諸島からカタルーニャの旅]

2/17(木)

 タラコホテルは部屋は広いけれど、バルコニーからの地中海の眺めもぱっとせず、冷蔵庫もついていません。4星にしてはかなり?マークの宿ですが、立地条件は抜群です。観光の合間にトイレタイムを2度ほどお部屋までちょこっと行って来られました。また、朝ごはんも充実していて、ハモンイベリコが何本かぶら下がっていて、自分でスライスして食べるようになっています。朝から美味!と喜びました。

ツアーの構成は56歳から86歳まで。夫婦2組、母子1組以外は独り参加のかたが多く、札幌の方もいらっしゃったので、初めから打ち解けて楽しい旅になりました。何処かでお会いしたような・・・と札幌の方、そうなんです。以前英会話教室(私は長続きせず途中でやめた 汗)でご一緒だった方でした。

この旅行会社とは長いお付き合いで、初めてヨーロッパに行ったのもここのイタリア・ツアーでした。あれから20年経ったなんて・・・。今回の旅で12回目の利用です。個人旅行4:ツアー1の割合で旅をしてきたことになります。

タラゴナは2000年前のカタルーニャの中心都市で、ローマのイベリア半島侵攻の拠点都市として繁栄しました。そのころはタラコ(ホテルの名前にも使われている)と呼ばれていました。

ここで地震のためいったん中止させていただきます。 札幌も結構揺れ、それが3回も続きました。ニュースでは東北三陸海岸に津波が押し寄せ、かなり大きな被害があったようです(3/11 16:00)

岩手県(内陸南部)に次姉が住んでいますので心配です。電話は数時間不通でしたが、実家から連絡が入り、住宅などの被害もなく無事とのことで、安堵しました。この後、電話はまた繋がらなくなってしまいました(3/11 21:00)

余震も続き、被害も想像を絶する規模になりそうですし、福島原発からも目が離せません。被害にあわれた方たちのことを想うと、気持ちも沈むばかりです。ブログはしばらくお休させていただきます。(3/14 14:00)

岩手の姉と電話が繋がり、電気が通ったとのことで「んだんだ~いがった~」って。地震慣れしている姉も今回は相当な恐怖だったようです。食品や日用品が品薄のうえに「ガソリンが10Lしかないから盛岡(息子や孫が居る)にも行けねえ~」って嘆いていました。3年前に姉兄妹5人+連れ合いが函館に集結して以来会っていませんが、元気そうで安心しました。食料品などを送ってあげたいのですが、配送ルートがストップしている現状ではまだ無理なのです。(3/15 19:00)

家にこもりがちになり、TVの被害映像など見ているうちに軽い鬱にかかったらしく、無気力、不眠、涙もろいなどの症状がでて、おかしいと気がつきました。そんな時、地元紙に精神科医の香山リカさんのメッセージと言うか警告が掲載され、気持ちを切り替える助けになりました。

 タイトルは「あなたの力が必要」その日のために

情報を得るために見るテレビの映像が、かなりのトラウマを発生させるということです。実際災害の当事者でなくても9.11テロの後はそういう患者が増えたそうです。

いざ自分が必要とされるときのために自分で自分を守ること。きちんと食事を取り、ゆっくり休み、お風呂で温まる・・・被害に会われた方たちに悪いとか思わずに。

また無事は分かっていても姉の声を直接聞けたことがプラスに働いたようです。

1000年に1度の大震災の被害状況、避難されている人々の生活・・・福島第一原発の危険な状態も変わりません。こんなときに遊ぶ話で申し訳ありませんが、来月の長女とのアメリカ行きも暗雲が漂い始めています。

しかし、嘆いてばかりもいられません。ストップしたままなのですが、毎日500以上のアクセスがあります。おかげさまで、ブログを再開することで自分にエネルギーをとリ戻したいという気持ちになりました。心からお礼を申し上げます。(3/18 0:30)

 


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