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2011年冬の旅(15) バルセロナ&帰国 [2011冬カナリア諸島からカタルーニャの旅]

2/22(火)

とうとう旅の最終日を迎えました。9:00にツアーバスは出発、ガウディ設計のグエル公園へ。次女と来て以来の再訪ですから16年ぶり!入り口付近には立派なトイレも出来てかなり整備されていましたが、なによりも観光客の多さに驚きました。日本人のツアー客や卒業旅行らしい若い人たちも。

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↓ ここの空間が一番好きです。

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↓ 後ろの建物は幼稚園です

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↓ 初めて見た植物。葉の中から赤い実(これも葉だそう)が生えています。

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次はモンジュイックの丘にあるミロ美術館へ。当初はカタルーニャ美術館の予定だったのですが、ここの目玉であるロマネスク部門が展示替えのため11月から閉鎖されているとの情報が出発前に判明したのです。他の展示はあるようですが、ロマネスク関連が観られないのでは意味がないので、ミロで我慢をしました(ミロファンの方お許しください)。

3年前にケーブルで丘まで昇り、ミロ美術館は通過していますから今回が初訪問です。しかし画家の本拠地に来てもあまり感銘を受けることがないのは、余程相性が悪いのですかね~(汗)

↓ 「Tapis de la Fundacio」(1979)750×500 これが一番印象に残りました。色彩がカタルーニャそのもの!強いて言えば月と星がロマネスク的かも。

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↓ 屋上からの眺め

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このツアーの最後のイベントはバルセロナから列車で訪れる3星レストランでの美食です。カタルーニャ広場から地中海沿いを北東へ。1時間後小さな海辺の町サン・パウ・デル・マールに降り立ちました。

↓ 駅から3分ほどの道のりで、[サン・パウSant Pau]に着きました。

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このときすでに予約の時間を過ぎて2:00近くでした。日本人の若い女性のスタッフが出迎えてくれました。テーブルはこのレストランの特等席でしょうか海の見えるコーナーでした。大きなテーブルを囲み添乗員さんも含め13人の最後の昼餐を愉しみました。

シェフはカルメさんという女性なので、繊細な味と美しい盛り付けが素晴らしいMenu Degustacionをいただきました。独りでも来れないことはないのですが、2~3時間かけていただく食事には会話が必須ですから・・・。札幌からの3人以外はほとんど関西圏からの参加者なので、京都の美味しいものの話や旅の思い出話に花が咲きました。

↓ 4種の前菜 2月のミクロメニュー(クスクス、ランゴスティーノ、フォアグラ、ココナッツなどのプチ・デザート)

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↓ スープ

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↓ 絵画モンドリアンからのインスピレーション(バラカオのムース、色とりどりのピーマン、ブラックオリーブ)

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↓ 春の足音

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↓ ビキニ・ホットサンドイッチ(黒トリュフ、ホセリート生ハム、チーズソース)

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↓ 地中海産赤海老(3つのテクスチャーのアーティショーク)

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↓ アンコウ(エスピカル、エンダイブ、ニョラソース)

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↓ 鹿(梨、林檎、アーモンド、デミグラスソース)

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↓ 2月の5種類チーズとその付け合せ

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↓ お口直し1(苺、フレッシュチーズ)

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↓ お口直し 2(栗とウィスキー)

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↓ 10種の小菓子1(フランボワーズクランブル、バラのビスキュイ、ミニアイス)

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↓ 10種の小菓子2

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ランチとは言いながら終わったのは5時近く、ほぼ3時間かかりました。一生一大?の美食を快調に堪能できたので満足満足でした。パリで消化不良を起こしてから12日経っていますが、この日のために慎重に食事を抑え気味にこなしてきました。その甲斐あって最後の小菓子を残したほかはパーフェクトにいただきました。めでたし、めでたし(笑)

食事の後はカルメさんも挨拶にきていただき、皆で記念撮影も。サン・パウは東京(日本橋)にも支店があるとのことですが、スペイン料理は地元でいただくのが一番でしょう。あちこちの市場で食材を見てからその感が強くなりました。

夕食はもちろんつきませんので、このいただいてきた小菓子を夜食に食べてシアワセに就寝。

↓ ホテルの部屋  難を言えば明かりが暗かったのですが、今思えば日本のように何処も煌々と明るいのはこれから改める必要アリですね。

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2/23(水)

ツアーの方たちは早朝の便(フランクフルト乗り換え)なのでここでお別れでした。私はゆっくり10時過ぎにチェックアウト。パリ経由で帰国しました。

バルセロナ12:55(AF)→パリ14:50/18:05(JL)→

↓ JALの機内食、帰国のほうが美味しく感じました。映画は何も観ないでただ眠り続け・・・

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2/24(木)

成田14:05....羽田16:30頃→千歳18:00頃

成田から羽田までのバスでも、千歳までの機内でも、札幌までのエクスプレスでも、ほとんど爆睡状態での移動でした。羽田では予定より早い便に振り替えてくれたこともあり、我が家に着くころは当然(笑)元気一杯でした。

今年から日程を短くする、自粛する、と夫と約束しました。留守の家人も今回は早かったし、半分はツアーだったので安心だったと喜んでくれましたが・・・次回はどうなるのでしょう?

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ブログを書き始めてから、東日本大震災が起こりました。到底書き続けられるとは思えないほどの大衝撃でした。親戚友人に何もなかったからといっても、不幸中の幸いだったとも言い切れない想い、言葉では表わせない悲哀を感じています。

何とか楽しいことに頭を切り替えて、ここまで続けることができました。拙ブログにきていただいた皆さまのおかげです。再開後の休日にはアクセス数が初めて一千を突破しました。驚きと共に励みにさせていただきました。感謝申し上げます。

改めまして、大震災亡くなられた大勢の方々のご冥福と、被害に逢われた方々の一日も早い復興を心からお祈りして、終わりにさせていただきます。      2011.3.27

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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