2011年夏の旅(6) ボーヌ~アヴィニョン [2011夏パリとフランス南西部最後はザルツの旅]
7/24(日) ボーヌ10:53→リヨン12:35/13:25→アヴィニョン14:30
Avignon Grand Hotel 1泊(165€/朝食別16€)
ホテル・ル・セップは地下の昔のカーブの朝食室のほかに、↓ロビーの裏側のテラスでも朝ごはんがいただけます。
↓ ロビー
朝食室にもロビーにもMDLGのメンバーらしき人は居ません。もうみなさんお帰り?
チェックアウトして駅までタクシー(7€)。アビニョン(リヨン乗り換え)まで南下する列車を待っていますと、ドヤドヤと楽器を背負った人達が駅舎に入ってきました。そのなかに日本人女性のバイオリニストさんの姿がありました。ようやくお会いできました~と声をかけ、少しの時間ですが、お話。彼女はル・セップとは別のホテルだったそうです。Bowlesさんやぷーいちのお知り合いなので、気軽にお話が出来ました。ボーヌにはケーキやパンの美味しいお店があり、沢山購入してきたとのこと。私はここへ来て1本もワインを買えなかったのが淋しいといいますと、ここで飲むしかないわね~と(あらら、見られちゃったかしら 笑)
昨夜のメゾの方もいらっしゃったのでツーショット。まあたまに良いでしょう。と自分に言い訳。
残念ながらミンコとユリアチャンは一緒ではありませんでした。この後ザルツブルグでまた再会できますね!とパリに戻るメンバーさん達とお別れ。私のほうが早く出発するリヨン行きに乗り込みました。
乗り換えのリヨンでは車内ランチ用のサンドイッチを買い、それを食べながら車窓の風景を眺めているうちにAvignonTGV駅に到着。在来線駅までのバスがあり、それに乗って15分くらいでAvignonSNCF駅近くのホテルへ。終点ひとつ手前の駅で降りると良かったのですが、荷物を持っているので、300Mくらいでも辛い・・・そして暑い!
リヨンの駅でもすでに暑いと感じましたが、ここはさすがに南仏、太陽の光が眩しい~。早速部屋に入ってお洗濯。部屋は1階の中庭に面した広々したスィートタイプ。でも1泊だけ・・・。
さて、早速初アビニョンの観光へ。レセプションで丘の上のヴィルヌーヴ・レザヴィニョンVilleneuve les Avignonまでのバスを聞いたのですが、乗り場がいまいち聴き取れず、見つからないのでタクシーを使いました。10€。
↓ アヴィニョン駅の前の城壁
↓ Musee municipal Pierre-de-Luxembourg
観どころの多いアヴィニョンでまずここをを訪れたのは、この美術館にあるカルトンの「聖母戴冠の祭壇画」が目的でした。グランドフロアの↓13世紀の聖母子像を観た後、係員の案内で上階へ。
「NHK名画への旅」(北方ルネサンス1)のなかで特集されていたこの祭壇画を知ってからずいぶん年月が立ちました。アヴィニョン派のカルトンはルーブルのピエタでも知られています。この作品が発見されたのは1834年、当時の作家であり、歴史記念建造物局長官だったプロスペル・メリメによってでした。カルトンの作と認められたのは1889年、この地方の古文書館で発見された請負契約書によってでした。
↓ ガラスが反射するので、絵葉書です。絢爛豪華な色彩の天上世界に比べて、地上世界(ローマとエルサレム)と最後の審判を受ける死後の世界は小さく描かれています。
↓ これは私の写真。上部左の大天使ミカエル
↓ ここは女性の係員が一人でも付き添って案内してくれます。優しそうな娘さんなので念願の祭壇の前で写真をとってもらいました。
名画鑑賞の後は近辺エリアの散策。夕涼みがてらの子供連れの家族がのんびり歩いています。
喧騒の下のアヴィニョンの街とは別世界。↓ なんとか館の夏という看板を見て入ったのですが、あまりぱっとしないし、お城に登る元気もありません。日曜日でバスも極少ないので、美術館の前からタクシーでサン・べネゼ橋まで。
アヴィニョンパスを美術館で購入していたので入場料4.5€を払い日本語のガイドホーンを借りて見学。階段を登ると小さな礼拝堂サン・ニコラがあります。
↓ 橋の途切れるところから振り返ってアヴィニョンの街を撮影。
とにかく南仏の有名な観光地とあって,狭い城壁の内部は大変な数の観光客でごった返して居ます。歩くのも疲れ(長く歩くとサンダルが外反母趾にあたって痛くなってくる)教皇庁宮殿の広場からプチトラン(7eur)で回りました。
↓ サン・べネゼ橋を見下ろす。橋の向こうの丘に先ほど訪れたヴィルヌーヴ・レザヴィニョンの街が見えます。
↓ プチトランからカテドラルの塔
↓ 城壁
↓ 大道芸人や演劇祭の宣伝で人垣があちこちに・・・
↓ そのなかを30分ほどとろとろ走り、教皇庁の広場に戻りました。
↓ そろそろ夕食の時間です
↓ 夕食はテアトル前の広場のカジュアルなレストランで。
前菜のトマトが肉厚な昔風の味、久しぶりにトマトらしいトマトを食べた気がしました。黒や黄色のトマトは初めて!
↓ 2皿目のキングサーモンのグリルはいまいち。それにかなりな量。
観光地にしてはサービスの感じも良く、一人でも淋しくない(笑)夕食でした。25の定食+ワイン、カフェで31.5
ここから1キロほどの距離にホテルがあります。お祭騒ぎのパフォーマンスの人垣をかきわけて、途中酔っ払いの喧嘩もあったり・・・ホテルに帰りました。
↓ 城壁の外。左にホテルの入ってる建物。9時半頃、ようやく陽が落ちてきました。
今日も良く歩きました。足に湿布を貼り付けて就寝。
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