2011年夏の旅(20.21) ウィーンから帰国 [2011夏パリとフランス南西部最後はザルツの旅]
8/7(日)ウィーン18:45→チューリッヒ20:05/21:35→
昨夜は睡眠導入剤の効き目があり、痛みに睡眠を妨げられることもなく、ぐっすり眠れました。手首の腫れも少しひいて、痛みも随分とれました。これなら医者に行かなくても済みそうです。シャワーとシャンプー、荷造りなどもなんとか片手でこなし、11時ごろチェックアウト。荷物をホテルに預け、久しぶりにレオポルド美術館を訪れました。
↓ ミュージアム・クォーターの建物を抜けて
↓ ミュージックホールや美術館が並んでいます。
↓ レオポルト美術館 中庭にはカラフルなカウチ風椅子があり、日光浴をする人たち
この日は特別展もあったのですが、内容が良く分からないまま入館しました。ほとんどがエゴン・シーレの作品ですが、同時代のウィーンの画家たちの作品(クリムトも)も展示されています。初回来たとき2003年はまだオープンして間もなくのころでした。エゴン・シーレはクリムトの影響を受けながら、次第に個性を発揮して、人生の不安感、悲痛な叫びを描きました。その激しい表現は、時には嫌悪も感じるほどですが、風景画や枯れたひまわり、自画像など好きな作品も多いのです。フラッシュなしで撮影可。
↓ Egon Schieleシーレ/風景画・タイトル不明
↓ シーレ「死と乙女」(部分)
↓ クリムト「生と死」(部分)
特別展?ドイツ表現主義の展示室
↓ August Mackeマッケ「3人の散歩」(テッセン・ボルミネッサ・コレクション)
↓ Alexej von Jawlensky ヤウレンスキ「人形を抱く子供」(テッセン・ボルミネッサ・コレクション)
↓ Ernst Barlach バルラッハ「復讐者」(プライベート・コレクション)
ランチはホテル近くのベトナム料理のお店で。海老の揚げ春巻き、野菜たっぷりの焼きそば、デザートのマンゴー。ほっとする美味しいアジアンを食べて
早めに空港へ向かいましたが、飛行機に乗ってから1時間も遅れました。チューリッヒまでに軽食がでました。同じ航空機で仁川に向かうのですが、チューリッヒでいったん降ろされます。
↓ チューリッヒから搭乗した乗客のなかに日本人がちらほら。2週間スイスの山歩きをしてきたというシニアのご夫婦は仁川から福岡に帰られるそうです。地方からは大韓航空は安くて便利なのです。
↓ 機内食
8/8(月)→ソウル(仁川)15:20/18:25→札幌21:10
↓ 仁川空港ターミナル
↓ ラウンジで
千歳空港に到着したのは10時過ぎていました。手首も傷めていますからスーツケースを送ろうとしたのですが、運送屋さんはすでに閉まっていました。JRの空港駅まで延々と歩き、かなり大変でしたが、エレベーターがありましたので、なんとか帰宅できました。
盛夏の旅は久しぶりでしたが、どこも夏休みの観光客で賑わっていました。夏休みだから昼休みや休日なしでオープンするところもありますので、暑いのさえ気にしなければ、日も長いですし時間は有効に使えます。私はあまり無理しないように、予定をいくつか省略したところもありますが、手首事件以外は楽しい思い出いっぱいの旅になりました。いつまでこういう我がままが許されるかどうか分かりませんが・・・。END
今回も魅力いっぱいの旅行記、楽しませていただきました。
レオポルト美術館は、私も大好きです!ウィーンで少し時間ができたら、迷わずここに行きます(^^)
>地方からは大韓航空は安くて便利
全くその通りです!私も名古屋発着なので、いつも大韓航空を使っています。仁川空港は乗継しやすい構造なのがいいんですよね。
by Sardanapalus (2011-09-08 00:04)
Sardanapalusさま、大韓航空は名古屋からも便利なのですね。仁川のターミナルは他の大空港と違って、ほとんど歩かないのも、私のようなシニアには向いていると思いました。
來シーズンのキーンリーサイドはミュンヘンの「ヴォツエック」を追いかけたいと目論んでいますが・・・どうなりますか。
by alice (2011-09-08 12:20)