2011年 秋の旅(14) ローマ [2011秋ウィーンとイタリアあちこち巡る旅]
11/6(日) ラッツォ・ロマネスク巡り
朝、カーテンを開けると少し青空が出ていました。途中で雨になるかも・・・と天気予報の雨マークが頭から離れません。地下鉄でTiburtinaティブルティーナ駅へ。ところがFS駅が分かりにくくて、うろうろした挙句ようやくホームへ。10:36Avezzanoアヴェッツアーノ行きに乗車。
ローマから1時間あまり、緑のティブルティーニの谷や田園地帯が広がり、とても良い眺めです。
↓ 車窓から
↓ Tivoliティヴォリ駅には11:39到着 ホームに古い鳥の彫刻
Googleのストリートビューで下調べたとおりに、駅から右へ数分歩くとLargo S.Angeloサンタンジェロ広場です。
↓ ここのTスタンドで、パロンバラ・サビーナまでのチケットを買いGoogleでは見つけられなかったバス停を教えてもらいました。
↓ この広場から街方向に抜けるとアニエーネ川にかかる古い石橋があります。
ティヴォリは古代ローマ時代から知られた避暑地で、ハドリアヌス帝の別荘をはじめ、16世紀以降はエステ荘や洞窟、展望台なども造られました。しかし、私がここで観たいものは・・・そうロマネスク聖堂なのです。他に興味がないというわけではなく、単に時間がないということで、優先順位が決まってしまいます。
さて、橋を渡り迷路のような旧市街に入っていきました。平面地図では把握できませんでしたが、坂道の多いこと!夏でなくて良かったです。
↓ ドウオーモ広場
↓ 鐘楼だけがロマネスク期
↓ ドウオーモからSan.Silvestro教会への坂道(Via del Colle) 今にも崩れそうな建物が多い
↓ 路地の家の前の母と子。カメラを向けると明るく手を振ってくれました。
↓ 同じくコッレ通りの家
↓ San.Silvestroサン・シルヴェストロ教会 コロンナート広場に面して建っているロマネスクの教会。単廊式のバジリカ。後陣のフレスコ画は13世紀のもの。オープンの時間が分からなかったので、ガラス扉が開いていたのでラッキーでした。私が見学中に管理人さんが来て、見学が終わってから鍵を閉めたのでギリギリセーフでした。愛想の良いおじさんで、日本から来たというと素晴らしい国だねといって握手。
↓ 道路に面した北側面。後陣は民家と繋がっていて観られません。
元の道に戻り、時間があるのでエステ荘へ。
↓ 途中のサン・ピエトロ・アッラ・カリタ教会。日曜日のミサが終わって飲み物やスナックを手にした信者さんたちが大勢。5世紀に創建された教会。ファサードと鐘楼はロマネスク。
↓ この近辺は中世後期の住宅が並ぶエリア。風情があります。
↓ エステ荘の入り口が遠いので、途中でギブアップ。結局は柵越しに写真を1枚だけ。
サン・タンジェロ広場に戻り、庭の広いレストランでスパゲッティ・ア・ラ・ボンゴレ一皿のランチ。さて、いよいよパロンバラ・サビーナを目指します・・・続く。
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