2012年春の旅(9-2) ロカルノ [2012春ブリュッセルからスイスとフランスの田舎]
5/1(火) Ramada La Palma au Lac 1泊
このあたりの交通は便利にできていて、ロカルノまでも何本も列車が走っています。15分ほどでマッジョーレ湖が見えてきました。ロカルノは南北に縦長のマッジョーレ湖の北端の湖畔の町です。駅周辺は観光客で賑わっています。湖畔に面したホテルまで雨の中数分歩きました。宿の部屋はすぐ用意できたので、部屋に荷物を置き外出。
↓ 湖畔の宿はラマダ系の大型ホテル。ベランダ、バスつき。
↓ 雨のマッジョーレ湖。
↓ 湖畔の通りに面したレストランで遅い昼食
↓ サラダバーとクリームソースのニョッキ
食事を終えてサン・ヴィットーレ教会へ。↓ 明日乗る予定のチェントヴァッリ鉄道のホーム入口から見えました。
このあたりから雨が止んできました。
↓ 教会への道はかなりスピードを上げた車が通ります。歩道の狭いこと!
San Vittore (MURALTO) ムラルトのサン・ヴィットーレ教会 1152年に初めて記録されていますが、11世紀の終わりから12世紀の中ごろまでに建築され、フレスコ画や柱頭彫刻の残る、名教会として知られています。湖や駅からも近いこともあって一般の観光客も見学に訪れています。ムラルトは古代ローマ時代からこの地方の職人や交易の中心地でした。創設は5~6世紀の初期キリスト教の時代とのこと。
↓ 西正面ファサード。破風屋根にくり抜かれたクロス型とその下の連窓。玄関ポーチは19世紀になって付加されたもの。鐘塔は16世紀に建てられました。
↓ 内部は三廊式 内陣の南壁にロマネスク期の壁画が残っています(1140~1150)。ティチーノ地方のなかでは最も古い例のカインの殺人や楽園追放など
↓ 主祭室の壁画は15~16世紀。
↓ クリプト 22の柱頭。植物や人間の頭、セイレーン、幾何学模様など珍しいモチーフも。天井に淡く残るフレスコ画。厚い壁に開けられた小さな窓の周りの石積。。。
↓ 最後は後背部に回って見学は終わり、階段の道を降りて湖畔へ。
↓ 夕方になり晴れてきました。湖畔の風景
↓ ホテル(左)に戻りました。
夜はあまり食欲もなく、ポットのお湯を持ってきてもらって、インスタントのもので超簡単な食事をとり、暮れていく湖の景色を眺め、就寝。
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