2005年夏の旅(2) ローマ [2005夏2 ペーザロ、ザルツブルクから北伊への]
8/19 この日は夏の真っ盛りのローマですから、道産子の私にとっては灼熱の太陽といっていいほどの強烈な日差し・・・それでもかなり歩きました。
↓ 朝ごはんはテラスで
↓ 朝のパンテオンと広場
朝涼しいうちに見学すればよいのですが、朝に弱い私には無理なお話です。ゆっくり朝食をいただいたあと外出しました。まずは宿の目の前に建つパンテオンの見学をしました。ローマ3回目にして初訪問でした。
↓ パンテオン/118年建立の神殿。ハドリアヌス帝による世界最大の石造り建築。三角破風とコリント式の円柱の前室、奥にロトンダの本殿。
1900年という年月と堂々たる完璧な建築物に圧倒されつつ内部へ。
↓ クーポラの頂上には直径9mの天窓
↓ ラファエロの墓
パンテオン横のわき道を南へ。アルジェンティーナ広場に出ました。
↓ 広場にはアレア・サクラと呼ばれる遺跡が広がっています。シーザーが暗殺された場所でもありますが、現在は野良猫が住処になっています。猫たちは暑いので日陰で寝ていました。
ここを迂回してジェズ教会(バロック様式、フランシスコ・ザビエルの墓)の横から斜めの道を歩き、カンピド―リオの丘に建つカピトリーニ美術館へ。
丘への大階段を喘ぎつつ登りますとミケランジェロ設計による美しい広場が目の前に・・・疲れも吹き飛びました。右手の建物がコンセルヴァトーリ宮で、ここから入場します。
↓ チケット売り場の奥の中庭にコンスタンティヌス帝の巨大な大理石像が置かれています。彫像の足元の猫ちゃんと比較するとその大きさがお分かりでしょう!(絵葉書)
↓ 二階には「カピトリーノの雌狼」という双子のローマ建国の祖が乳をのむブロンズ彫刻がありました
↓ ローマ時代の石棺
↓ 展示室
3階は絵画館になっています。ここではやはりカラヴァッジョの2点が見逃せません。
↓ カラヴァッジョ「洗礼者ヨハネ」
もう一点は初期の作品といわれる「女占い師」。カラヴァッジョのほかはルーベンスやヴェロネーゼなどがあるようですが、ほとんど記憶にありません。
いったん地下に戻り、遺跡の通路を抜けますと市庁舎側のバルコニーに出ます。フォロ・ロマーノに続く遺跡群が眼下に広がっています。
↓ 猛暑の中、遺跡めぐりの観光客がかなり見えました。
↓ 私は記念写真だけで・・・。
そして地下から抜けられる新宮パラッツオ・ヌォーヴォへ行くつもりで通路を探しましたが、発見できません。オリジナルの「マルクス・アウレリウス帝の騎馬像」を観たかったのですが、断念。 ローマの長い一日はまだ半ば・・・続きます~。
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