2012年夏の旅(10-2)マンレーザ~カルドナ [2012夏ザルツブルクとフランス、スペインを巡る]
9/1(土)
~続きです。
さてマンレーザからカルドナまではバスがあるのですが、バス停が大聖堂やパラドールのある山の麓なので、荷物を引いては到底無理です。バス停の近くからTAXIを頼むこともできるとは思いましたが…なにしろ、田舎ですから、すぐ来てくれるかどうかも分からないのは不安です。それでも30Kの距離で30分で50€とは!午前中その倍以上の距離を走って2か所の教会で待っててもらって3時間で70€だったのにぃ~と文句言おうと思ったけれど、スペイン語は全くダメなので涙。
↓ それでも予想していた以上に高所で聳えているお城や教会を見て、TAXIで来て良かったと思いました。
↓ 急勾配の坂道の突き当りにパラドール
↓部屋は天蓋つきのベット
↓ 一息入れた後はウエルカム・ドリンクの券をいただいたので、カフェへ。お城を改造したパラドールですから広いうえに迷路のようです。レセプションでもらった見取り図を見ながら・・・途中、こういう素敵なリビングコーナーなども。
↓ カフェのテラス 夕方になって風が冷たくなったので、室内でビールをいただきました。
↓ さて、サン・ビセンス教会はまだ開いているはずと、ロビー階に下りて、パラドール玄関前の中庭から行ってみました。
ところが扉は閉まっています。そして目についたのがガイドツアーの看板…明日11時からとのこと。このときパラドールの横にあるインフォに行けばまだ間に合ったのかもしれませんが、前日のサン・ブネのようにガイドツアーでなければ教会も見学できないのだと、早とちりしてしまいました。有料なのでインフォで入場料を払い、鍵を開けてもらうシステムになっているようです。
↓ 教会の西正面とアトリウム
↓ 教会の玄関ポーチ
夕食は8時からなので、時間通りにレストランに行ってみました。当然私が一番乗りでした。9時過ぎてから徐々にお客さんが入ってきましたが、土曜日のディナーとしては席は半分も埋まりません・・・食べてみて納得。高くてあまり美味しくないのです。
↓ 茄子のひき肉づめ
↓ 主菜はカタルーニャ風海老と鶏肉の煮込み
↓ デザート
立派なレストランで、サービスもまあまあなのですが、お皿やグラスが欠けていたり、なによりもこの味では・・・。事前のチェックではかなり評判が良かったので、がっかりでした。
明朝は早起きしてI先生お勧めの朝焼けのビセンス教会を撮るつもりなので、お風呂に入って早めに就寝。
待っていました、カルドナ。
素敵な建物で、楽しみです。
私が読んだ限りでは、ここのレストランは評判が悪かったです。
でも下まで降りないと食べる所もないので、困りますね。
by elmo (2012-10-03 00:23)
なんだか俄然スペインに行きたくなってきました。続きが楽しみです。
ところでこのカルドナのパラドール、3年ほど前に泊まった際の食事、とてもおいしかったのですよ。パラドールって、一般的に夕食は高い割りにいまひとつ、と思っていましたが、そのときは、お試しメニューみたいのがあって、それがお値段と内容のバランスもよくて、びっくりしたんですよ。あのときだけ、よいシェフがいたんですかねぇ。
町に行くのは車がないとちょっと無理ですもんね、ここ。私は車があっても、あのグルグルの坂道を登って帰らないといけないと思ったら、絶対降りられませんけども。飲めないし。
by corsa (2012-10-03 04:44)
elmoさま、これから出かけられる前にお知らせしてよいものか悩みましたが、嘘も書けませんし・・・汗。評判悪いのを承知されていたので、ほっとしました。
建物は素晴らしいですし、翌朝の朝焼けのサン・ビンセンス、そして豪華な朝ご飯も!
by alice (2012-10-03 13:04)
corsaさま、ここに限らず、シェフが変わるとダメになるレストランもたまたまありますね。カルドナは場所が場所だけに残念でした。
そういえば、ソーリアのパラドールも丘の上にあって、絶対夕食はパラドールで食べなくてはと思いましたもの。味はそこそこ良かったので2泊でも何とかなりましたが・・・。
今回でカタルーニャ・ロマネスクの主なところは回れたのですが、肝心のボイ谷のほうはそれこそ、車がないと無理なので、涙を呑んで諦めました。
by alice (2012-10-03 13:20)