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2012年夏の旅(24-2)イソワール [2012夏ザルツブルクとフランス、スペインを巡る]

~続きです。

 週末なので通学の生徒さんもいないガラガラの列車でイソワールに戻りました。

↓ 車窓風景

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↓ きりっとした感じの女性の車掌さんでした。

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↓ ホテルに戻らずにそのまま駅前通りを直進してイソワールのサン・トストルモワンヌ教会へ。左が泊まったホテル、つきあたりがイソワール駅です。

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↓ 上と同じ場所で振り返ると目の前は教会です。

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☆Abbatiale Saint-Austremoine d'Issoire イソワールのサン・トストルモワンヌ修道院

伝説では3世紀に聖オストルモワンヌが創建したという。6世紀に聖遺骨が発見された。9世紀初めにはベネディクト派の僧たちがノルマン人の襲撃から避難。937年に新しい修道院が奉献され、12世紀にロマネスクスタイルで再建された。16世紀には宗教戦争により、18世紀には大革命により破壊を受けたが、19世紀の修復により現在の姿になった。オーヴェルニュ・ロマネスク様式の教会としては最大規模。ベージュの花崗岩と安山岩による建築。

↓ 西正面ファサード

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↓ 堂内の円柱、柱頭、アーチは華やかに彩色されています。三廊式、大アーケードとトリビューンの大空間。

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↓ 後陣。19世紀にビザンティン風に描かれた天井画。放射状の祭室は5つ。

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↓  周歩廊に並ぶ柱頭彫刻も彩色されています。古来彩色するのが本来の姿とはいえ、ここまでどぎついとなかなか馴染めないというのが本音です。

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↓ 好みはさておき、ここの彫刻は技術の高さ、主題の明確さにおいてはとても優れています。今朝観たショーリアと同じようなテーブルがぐるりと彫られた「最後の晩餐」

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↓「墓を訪れる3人のマリアたち」 モザの同主題とほぼ同じ構図ですが、兵士たちは横になって寝ています。どちらがお好き?

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↓ 「十字架を担うキリスト」悩む弟子たち?

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↓ クリプト

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↓ 鉄柵の向こうに厳重に保管されたリモージュ製の聖遺物匣(13世紀)

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↓ 側廊

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↓ 翼廊の柱頭彫刻

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↓ 北側外観

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↓ 南側外観

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↓ イソワールの教会でのはずせない見どころは後陣の装飾です。

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↓ 中央祭室(方形)の外壁の浮彫「黄道十二宮」

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↓ そのほかの祭室外壁

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↓ 夕暮れ近くの後陣外観。気温も下がってきたのでホテルに戻りました。

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 夕食は1階のレストランで。ハーフボードのメニューからサラダ、鴨のオレンジソース煮(美味!)をいただきました。

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↓ 隣のテーブルはワンちゃん同行。

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イソワールはフランスでも中央山塊にありますから、9月中旬とはいえ朝晩はぐっと冷え込みました。クローゼットにあった毛布を重ねて就寝。


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