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2008年春の旅(BOSTON 12) [2008春アメリカ東部NYからボストンへの旅]

4/14(月)
 朝から青空が広がり良い天気になりました。ただし、海からの冷たい風が吹き、気温もNYに比べると5度以上は低いようです。

Image177.jpg朝刊には一面の見出しが昨夜のレッドソックス勝利の記事。私の家族はインディアナポリスの娘の夫(関西出身なのでトラキチ)も含めて大の野球ファン揃いなのです。早速携帯メールで、松坂の大きな写真の載ったところを送りました。点数稼ぎ。(笑)

 

 

 

 

 

 

PHOTO121.JPG地下鉄の出入り口が地球の歩き方のマップとは違っていて、より宿から近く(2ブロック)にあり、ラッキー!
切符の自動販売機でもたもたしていましたら、女性駅員が無愛想な顔でブースから出てきて、教えてくれました。「ファイン・アートなら○番から乗って行きなさい・・・・」「分かったわ~」と言った割りに間違えて、違うラインに乗ろうとしたら、さきほどの係りの女性がいつの間にか後ろについていて、「違うでしょ!Eラインよ!」ははーん、肝心なところを聞き逃しておりました。(恥)心配になって付いてきてくれたみたいです。微笑はなくてもその心はジェントル。(ほっこり)ホームは同じでも行き先の違う電車(3方向)が来るので、注意が必要です。ボストンの地下鉄はすごく古くて(アメリカ最古)ホームと電車のレールが同じレベルにあり、電車の音がガーガーと大騒音。耳を塞ぐ人もいます。現在は徐々に改修中のようです。(写真はトリニティ教会付近)

途中から地上に出た電車は、ボストン美術館の前のMuseum駅に停車。この辺は大学、美術館、大きな公園があるエリアになっています。

PHOTO122.JPGウエスト・ウィング(写真)から入館。初訪問ですし、館内マップを見てもその大きさと複雑さにうろうろするばかり。
http://www.mfa.org/

日本美術のコレクション(特別展は相撲の浮世絵展)は仏教寺院の部屋、日本画、仏像~中国~ヨーロッパ美術と巡りました。12世紀のカタルーニャの礼拝堂、印象派など。何年か前、湖東三山を回ったことがあるのですが、そのときあるお寺の仏像がコピーで本物はボストン美術館にあると書かれていて、驚いたことがありました。その仏像を探したのですが・・・(多分下中央の釈迦像)

PHOTO123.JPG仏教寺院の部屋(写真)の説明にはオリジナルの場所が書かれていませんので、結局不明。12世紀のカタルーニャの礼拝堂も説明書きにはどこの教会にあったとの記載はありませんでしたので、帰国後調べてみたところ、ピレネーの小さな教会Santa Maria del Murが元の場所だそうです。

ここは大規模な拡張工事中で、その関係?閉めている部屋もあり、楽しみにしていたCarlo Crivelliの「死せるキリストとマリアたち」、北斎などは観られませんでした。残念。

 

 

 「愛染明王」鎌倉14世紀             伊藤若冲「白い鸚鵡」

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中国彫刻美術の部屋 ↓北周または隋の石雕觀音立像(6世紀頃)と台座の部分  

下は7世紀ごろの飛天

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カタルーニャ・ロマネスクの聖堂壁画    伊/ロンバルディア・ロマネスクの「聖母子像」

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↓ ムリーリョ「鞭打ちの後のキリストと天使」  Burne-Jones「希望」

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オスカー・ココシュカ「恋人たち」 サインはOK

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PHOTO152.JPGランチは館内1階のGalleria Cafeで。一番大きな特別展がスペインの現代画家Antonio Lopez Garcia。それにあわせた?スパニッシュメニューが並んでいました。値段はワインも含めて20$くらい。☆☆

 

 

 

近くにある  イザベラ・S・ガードナー美術館は今日は休館日ですので、明日の大移動のことも考えて、この日の美術鑑賞はボストン美術館で終わりにして、バスのチケットを買いに南駅へ。
ところが勘違いをして初めは北駅へ行ってしまい、ずいぶん時間をロスしてしまいました。
疲れるとこういうことになるのよねと独り言でぼやきながら・・・。南駅のほうがホテルからも近く、バスターミナルも地下鉄駅に隣接しています。ピーターパンバスの窓口でチケットをシニア料金でゲットし、乗り場も確認してホテルに戻りました。HPで調べたときはpittsfieldの一度の乗り換えでしたが、その手前のspringfieldでも乗換えがあるとのこと・・・不安。
http://www.perterpanbus.com/

疲労のせいかあまり食欲がないので、久しぶりに日本食がいいかしらと、コンシェルジュデスクへ。近くに美味しい寿司屋があると聞いて、部屋でひと休みの後、行ってみました。そのお店はバックベイ駅の近くにあり、大層混んでいました。ただし、寿司屋というより、寿司バー。生牡蠣と創作巻き寿司をいただきました。
韓国人の経営らしく、従業員も韓国の方たち。日本語を話せる方は1人もいないようでした。サービスの可愛いお嬢さんが日本語を知りたがっていましたので、「to go はお持ち帰りよ」と教えてあげました。余ったお寿司は気持ち良く包んでいただけます。ボストンは魚も新鮮なところなので、美味しかったです。店の名前は忘れましたが☆☆☆

Image178.jpg
   Image179.jpg   


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コメント 5

ゆみゆみ

アリーチェさんは、お酒が召し上がれるのですね。
これはとても大きな武器です。私は、全くいただけないので、なかなかお店に入りずらいのです。先ほど書き込んだ場所が分からなくなったので、重複いたしますが、お勧めいただいているロンドンでのお一人様御用達のレストランへは、行って見たいと思います。ランチになりますが。
1つ楽しみが増えました。
いつもおにぎりを作りました。と書かれていますが、ご飯はお湯でもどすタイプですか?具・塩・のり・ラップなどもご持参ですか?



by ゆみゆみ (2008-05-14 21:33) 

alice

量はあまり多くないのですが、お酒は大好き!!(特にワイン、ビール)
最近はアペリティフに飲むシャンパン系にぞっこんで、シャンパーニュ教室に通っています。家では夕食時に軽くグラス一杯いただく程度ですが、旅に出ると昼は一杯、夜は2杯くらいになります。

6月に一緒にでかける友人がグルメ&ワイン好きなので、今から何処で何を食べ、何を飲もうかと真剣に検討中なのです。オペラより熱心かも。(笑)

おにぎりは「さとうのご飯」レトルトをお湯で茹でて使っています。海苔、梅干、塩、アルミ箔を持っていきます。旅用の電気湯沸かし器が小さいので、半分ずつ15分×2で30分かかりますが、慣れました。今回初めて持参した山菜おこわが結構美味しかったです。これはお湯を注ぐだけです。
そうそう、梅干は小さなタッパーに入れて、宿に着いたら冷蔵庫に入れておきます。いれたまま忘れたことがありましたが・・・。

ロンドンのあのレストラン、ホテルの近くなので、6月にまた行ってくるつもりです。
by alice (2008-05-14 23:16) 

ゆみゆみ

やはり、自前の湯沸かし器は、必須ですね。
先日のNYでは、当てにしていた、コーヒーメーカーが無く、カップめんが使えませんでした。
ヒョットシテ、ロンドンのホテルは、ストランドパレス ホテル でしょうか?
私は、そこなんですが^^。
 
今大変な中国。先日レポされていた辺りは、今回の地震からは離れているのでしょうか?あの素朴な写真が、無事なことを願います。
by ゆみゆみ (2008-05-15 22:39) 

alice

>ヒョットシテ、ロンドンのホテルは、ストランドパレス ホテル 

そうです。ロイヤルオペラの付近には適当なホテルがホントに少ないですものね。ずいぶん探したのですが・・・。

私の旅したところは中国の西の端なので、離れていますが、学校がお粗末な建物だったのは類似しています。軍や政府関係の建物ばかりが立派なので変だと思い、怒りをこめてブログに書いたのですが、他の地域も同様だったなんて・・・。

by alice (2008-05-16 21:44) 

ゆみゆみ

そうでしたか。
学校が全部 跡形も無い崩れ方に こんな事ってあり?
と思って見ていましたが、何処もそんなに粗末なのですね。
それにしても、中国って想像以上に広いです。
by ゆみゆみ (2008-05-17 09:42) 

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