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2009年初夏の旅23&24.25帰国(ウィーン→チューリッヒ&パリ→日本) [2009夏仏、伊、スイスのロマネスクを巡る旅]

5/30(土)

vienna17:35→Zurich19:00(OS)

Ambassador Swiss Quality Hotel 1泊

チューリッヒに戻るフライトまで時間があります。久しく訪れていない美術史美術館に行こうかと思いましたが、以前2度の訪問でがっちり鑑賞したこともあり、あのときのような体力も無く、中途半端では物足りなくなるのは目に見えていますから、今回は見送りました。

さて、どこに行こうかと迷った結果、自然史博物館はまだ行っていないので訪問することにしました。昨日ほどではありませんが、時々雨のウィーン。気温もぐんと下がって20度以下の肌寒い一日でした。ホテルからは徒歩で10分くらいの距離です。

ウィーン自然史博物館

今日は土曜日ですので、チケット売り場も行列です。子供連れの見学者で結構混んでいました。この博物館の世界有数といわれる豊富なコレクションは「芸術と自然とが出会うところ」というテーマで、壮麗な建物で展示されています。

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玄関ホールには今にも飛びかかってきそうなライオンやカバの剥製。子供たちがこわごわながら、大喜び。

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↓ 巨大なアメジストの原石など鉱物の膨大なコレクション

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↓ 恐竜の骸骨もあちこちに展示されていますが、ニューヨークの博物館に比べると小粒です。

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↓ ヴィレンドルフのヴィーナス(2万5千年前)、世界最古のヴィーナス像。暗室にスポットライトを浴びての展示。小さいけれど身篭って臨月まじか?のその存在感は圧倒的です。原始の昔から繰り返された生命の息吹に満ちています。

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↓ 美術史美術館と同じスタイルの吹き抜けホールのカフェ

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帰りにアジアンフードの店でベトナムのフォーを食べました。不味くて半分しか食べられませんでした。ホテルに戻り、中二階にあるロビーで休憩。ここはインスタントですがコーヒーや紅茶など自由にいただけます。

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レセプションに預けた荷物をもらい、呼んでもらったタクシーでミッテ駅へ。来たとき乗ったゾーン制のタクシーより2ユーロほど安かったです。電車に乗り換え空港へは早めに到着。フライトも時刻どおりスムーズにチューリッヒ空港へ。空港駅からは中央駅まで電車、そしてホテルまでタクシーで移動しました。

10泊の旅を終えアンバサダーホテルに戻ってきました。すでにスーツケースはお部屋に運ばれていました。屋根裏部屋風の最上階のシングルルームです。改装されたばかりで綺麗ですが、今回はバスタブなしでした。交渉するのも面倒になり、まだ明るいので湖畔の散歩へ出かけました。

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チューリッヒはウィーンより暑くて、湖畔は夕涼みの人たちが大勢。

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↓ オペラ劇場は丁度リゴレットの幕間で、バルコニーに休憩の人たちの姿。正面玄関にレオ・ヌッチからブルゾンにキャスト変更の張り紙がありました。

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夕食はホテルのレストランで。デギスタシオンのメニューは量の少ないほうを選びました。旅の最後のひとりディナーはお洒落なお食事になりました。

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↓ パンはまな板にのってきます。

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5/31(日)6/1(月)

Zurich13:30→Paris15:00/18:00→NAGOYA12:50/14:30→SAPPORO16:10

いよいよ帰国の日です。長いフライトが待っていますから、ホテルで贅沢な朝食のあとはのんびり荷物の整理をして10:30頃チェックアウト。チューリッヒ空港のカウンターでバッケージスルーの確認をしましたが、OKといってくれたので安心していたのですが・・・。

パリのCDGは拡張工事中のためでしょうか、チューリッヒの行き帰りはGというユーロ間のフライト専用のターミナルを使いました。CDGの本ターミナルからバスで数分移動があり、荷物も運ばなければならないので、結構大変です。それで、帰りはスルーバッケージにしたかったのです。CDGのJALのカウンターでもチューリッヒからスルーバッケージにしたからと念を押したのです。係員が大丈夫といってくれたのですが、実際はGターミナルに取り残されていたのです。

いつもは日本での乗り換えのとき、スーツケースは札幌まで宅急便で送るのですが、今回はJALの負担で送ってくれましたので、荷物が届かないと怒った割りに、「あら!只で良かったわ」と喜んだ現金な私でした。(笑)しかも、翌日の同便で名古屋まで、そして札幌までと手配が早く、宅急便より早いくらいで到着。さすがJALですね~。

ただし、行きの機内食はとても美味しかったのですが、帰りの名古屋便は?でした。

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名古屋ではまたもや勘違いで、札幌行きに乗り遅れそうになったりでしたが、なんとか元気で我が家に帰り着きました。

長期の旅が2回続きました。帰国後は次女と孫が1ヶ月滞在(早めの夏休み)しましたので、ブログアップも途切れがちでしたが、なんとか終わらせることが出来ました。

次回の9月の旅まで、しばらくお休みします。(終)


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コメント 2

Cojico

aliceさん、
ご無沙汰しております。

さすがaliceさん!相変わらずものすごい旅行をしておられます。
サント、アングレームあたりをチラッと読ませていただきましたが、近くにはあんなに多くのロマネスクの教会があるのですね。
美しくて、感激しました。多くの美しい写真すべてが財産ですね。

私もいつになるかわかりませんが、今度はもっとゾーディアックの本とかをちゃんと調べて、廻ってみたいとつくづく思いました。
タクシーを使うとかなり有効に廻れるのですね。

私もaliceさんのようにどんどん廻りたいのですが、健康面に不安があり、常にそれが引っかかります。ほんとうらやましいです!どんどん、興味に向かっていける事が・・・
でも、ペースはゆっくりかもしれませんが、aliceさんの後を、少しずつ追いかけて行きたいと思います。
by Cojico (2009-09-07 23:26) 

alice

Cojioさん

お返事が遅くなりまして、失礼しました。実はコメントのあった9/7の朝、ローマに向かって旅立ちました。そして昨夜帰国しました。

独りでの長旅は最後かもしれないといろいろ欲張って、張り切り過ぎたのか、旅の途中で疲れのため発熱、それに下痢も併発してしまいました。

なんとかその後は回復、毎日の好天にも恵まれ、予定の90%は廻れました。

タクシーを使わなければ行けない辺鄙なところにロマネスクの教会は多く、それが苦労の種です。駅前にタクシーが居ない場合もありますし。

今回はバスでの訪問を予定したものの、調べた時間表はあてにならないし、バス停の場所も分からない場合もあり苦労しました。

私も決して丈夫なほうではありません。歳も歳ですし、年々無理はできなくなっています。今回は特に体力も脳力も限界を感じました。ブログでいろいろな失敗を明かさなければなりませんね。(笑)



by alice (2009-10-02 23:10) 

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