2008年冬の旅(CATANIAへ 21) [2008冬ローマ、ナポリ、シチリア島の旅]
2/15(金) ジャルディーニ・ナクソス→カターニャ La Vetreria 1泊
今日からまた一人旅に戻ります。朝の空港でツアーの皆さんとお別れしたときは、やや心細い心境になりました。バスの運転手さんがホテルまで行ってくださるというので、喜んだのですが、確認のためホテルに電話しましたら、道路が狭く、大型のバスは入らないとのことで、結局タクシーでホテルへ。2日前に大聖堂の近くは訪れていましたので、街の雰囲気は多少わかっていましたが、添乗員さんに危険なところよと脅かされて?すっかり萎縮してしまいました。でも、ホテルはアパートメントも兼ねた素敵な宿。これから訪問予定のウルシーノ城もすぐ隣。ベランダから見えました。このホテルはこの館のオーナーが経営しています。レセプションの若奥さんも素敵な、親切な方です。翌朝には5,6歳くらいの可愛い男の子も顔を見せていました。
←ホテルのロビー
しばらく団体行動でしたから、なにか頼りなげな気持ち。でも一方では開放された気分もあり、複雑な心持で外出。
ウルシーノ城はフリードリヒ2世が1230~1250に建てた中世の城です。このなかが州立博物館になっています。同じくフリードリヒ2世が同時期に建立したプーリア地方のカステル・デル・モンテを、懐かしく思い出しました。
お城の前は広場のベンチに浮浪者の姿。しかし、お城の入り口は高校生たちの団体や一般の見物客が出入りしていますので、危険な感じはありません。
博物館は無料。大きな中庭の周りに配した部屋は厚い堅固な壁に守られています。彫刻などの展示室~中庭から階段で上階に行きますと、この地方の画家の絵画が並べられています。ほとんど名前の知らない画家たちですが、カラヴァッジョのコピーは優れた作品です。
奥の部屋はコンサート会場にもなっていて、ちょうど地元の中学生のオーケストラが発表会で、演奏中。
お城の見学を終わり、大聖堂への道を歩いていきますと、狭い路地に市場が開いています。
お好み前菜にカジキマグロと海老のグリル。
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