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2008年春の旅(NEWYORK 18) [2008春アメリカ東部NYからボストンへの旅]

4/20(日) N.Y penn station9:09→philadelphia30st.station10:34/18:20→N.Y19:43

久しぶりにぼろぼろに疲れるほど活躍?した一日になりました。最初から無理なスケジュールを組んだことは重々分かっていたのですが、フィラデルフィアに行って、メリオンに寄らないのは勿体ないという貧乏根性が起きてしまったのです。(汗)それにバーンズコレクションは金、土、日のみの予約制なので、この日はオペラの予定の無い日ですから、この機会を逃すわけには行きません。ネットで予約(13:30)しました。
昨年はワシントンDC→NYをアムトラックで移動したとき、フィラデルフィアを通過しました。その時の列車の窓から見えたフィラデルフィア美術館の建物が近づいてきます。「来た来た 嬉しいな~」と独り言。映画の「ロッキー」で主人公が夜明けの美術館前の階段を登ったシーンが印象的でしたが、とても存在感のある建物です。駅からはタクシーで10分ほど。(8~10$)

PHOTO319.JPG   PHOTO320.JPG←階段の上から

Philadelphia museum of Art  http://www.philamuseum.org/

2008.2 Barns4.jpg特別展はフリーダ・カーロFRIDA KAHLOというので、喜んでチケットも購入したのですが、入り口に行ってみてびっくり!凄い人の行列です。

まず、ここのコレクションを見てからと思い、2階の展示室へ。  European Art 1100~1500&1500~1850の2部門の各部屋を巡り、

クリヴェッリ兄弟のある部屋には(左)Carlo Crivelli「2天使に支えられる死せるキリスト」とVittorio「玉座の聖母子」(祭壇画の中央部分」

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Rogier von der Weyden「キリストの磔刑&聖母マリアと聖ヨハネの嘆き」(左)

ロマネスクの回廊(仏ルッション地方Abbey of Saint-Genis- des-Fontaines)(右)

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ランチはブッフェスタイルの館内のレストランへ。ワンドリンクつきで30$。私は当然シャンパンを頼みました。(汗)入り口ではパーカッションの演奏、明るく素敵な雰囲気で食事を楽しみました。☆☆☆

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 1時になりましたので、タクシーで  メリオンのバーンズ財団へ。20分くらいで到着。(20~25$)今回の旅では一番南の地域なので、公園や住宅地の新緑の木々が眩しいほどでした。周囲は広い敷地に邸宅の並ぶエリアです。門のところでタクシーはストップ。ガードマンに名前と時間を伝えると、携帯で確認、そして中に入る許可がでます。チケット代10$はネット予約したときにすでに引き落とされていますので、入館すると即手荷物はすべて地下のロッカーへ預けることを指示されます。カメラはもちろんのことお財布も持てません。門外不出のここのコレクションは10年前頃?に建物の改修時に東京まで来たことがあります。あの時は上野の駅までの大行列に恐れをなして、あきらめてUターンして帰ってきました。いつかアメリカで観てやるぅ~と決意してから、すでに10年以上経ったことになります。

バーンズ財団コレクション http://www.barnesfoundation.org/

PHOTO312.JPG   PHOTO316.JPG←裏庭


2008.2 Barns.jpg最初の部屋(絵葉書)から左右に展示室が並んでいます。印象派が大部分ですが、そのなかでマティスのダンスや「Joy of Life」↓がとても新鮮に目に映りました。

2008.2 Barns3.jpg

 

古いものであれっ!と思うものが1点「二人の聖人?」。バーンズさんが購入したときはジョルジョーネの作と思われていたのでしょうか?額縁にはGiorgioneの刻印が押されています。ただし、説明書きにはベッリーニ派の名前が・・・ペンも持っていませんのでメモもできません。ボストンのガードナーにあったキリストの絵と同じに帰属が疑われた結果、ベッリーニ派に落ち着いたものでしょうか。購入してきた絵葉書のなかから   左ゴーギャン「M.Loulou」 右ゴッホ「Houses and figure」

2008.2 Barns2.jpg   2008.2 Barns1.jpg

裏庭(自家用駐車場)の受付の方にタクシーを呼んでもらって、フィラデルフィアに戻りました。もう、3時過ぎていましたから空いたのではという期待もむなしく、FRIDA KAHLO展はまだ凄い行列です。諦めてEuropean art1850~1900の展示室へ。

ここのセザンヌの「水浴」やゴッホの「ひまわり」など鑑賞しているうちに、疲れがピーク状態。

PHOTO322.JPG   PHOTO325.JPG

夕方5時の列車に間に合うように駅に戻りました。ところが窓口ではまたもや予定していた列車が満席とのこと。結局1時間後の便で帰りましたが、この間の1時間半は駅の固いベンチに腰かけて過ごしました。ここで行き倒れになるかもというほど、背中が痛んできて・・・幸い10分どで治まりましたので、なんとかNYに戻れました。無理はしないようにと、自分に言い聞かせながらマイペースの旅がモットーなのに・・・反省。夕食は手持ちのもので済ませ、ベットへ。


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