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2009年早春の旅25続編(オレンセ→ルーゴ) [2009春オペラと美術で世界一周]

3/28(土)

地方色豊かな共通点はあるにしても、それぞれが個性的な2教会を後にバスはオレンセに昼食のために立ち寄りました。この時のランチの写真がないため、どんなところで何をいただいたのか、記憶からすっぽり抜けております。記憶にないということは、それほど珍しいものでも、美味なものでもなかったということですが、やはり写真は大事ですね。

エイレ Eire  オレンセからミーニョ川に沿って北へ40分ほど走り、国道から脇道にそれて、まもなく丘の上の小さな村に到着です。駐車場の広場から少し下がったところに教会は建っています。

サン・ミゲル教会/12世紀に建設されましたが、古い記録は残っていないようです。しかし、ガリシア・ロマネスクとしては価値の高い教会として知られています。

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バスを降りる頃に急に雨が降ってきました。傘を差してカメラを構えたのはここだけですが、10分もすると止みました。下の写真は見学を終えて帰るときのものです。

ひとつの長方形に身廊と内陣があり、内陣部分の上に方形の低い塔を戴き、後陣は半円形です。

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まず、後陣外観を周ってみました。すぐ近くの農家の鶏がお散歩中です。慣れているのか、近づいても逃げません。

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正面は切妻の形に窓と小さな扉口だけとさりげない風情ですが、北の扉口は豊かな装飾が見られます。ヴシュールの華文様の中央に「神の子羊」その11が彫られています。

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カメラアングルによって羊さんの表情も変わります。体の羊毛の感じや足もくにゃっと愛らしく、ぬいぐるみのよう。

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迫石など周辺の彫刻も見ごたえがあります。

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内部は塔を支える太いアーケードで仕切られ、西半分は木組み天井でバルコニーも設けられています。

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洗礼盤や壁にはめ込まれたアヒメスも見逃せません。

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教会南側からの眺め、ロバがのんびり草を食み、アーモンドの花と菜の花畑が広がるのどかな風景です。

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バスに乗る頃は晴れ間が広がってきました。

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バスは北のルーゴを目指して1時間半以上走り、古代の地下の聖域があるというボヴェーダに寄り道しました。しかし、鍵を持った管理人さんが現れず、6時になって時間切れ・・・やむなく見学を断念してまた1時間走り、ようやくルーゴに到着しました。

そのボヴェーダの村。穀物倉庫の脇から犬が出てきて私たちを見物していました。

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夕食はイベリコハムやセラミ、牛胸肉の薄切りローストなど。

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