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2009年初夏の旅4(ミラノ→パリ) [2009夏仏、伊、スイスのロマネスクを巡る旅]

5/11(月)

[飛行機]Milano13:00---Paris14:20

Chambiges Elysees1泊

出発前に、パリ行きのフライトが1時間半早くなったというメールが届いていたので、前回のようなトラブルになることもなく、パリにも早く到着できました。かえってラッキーでした。

11時にチェックアウト。年配のポーターさんが私がマルペンサ行きのバスに乗るというと、親切にバスまでスーツケースを運んで、荷物置き場に乗せてくれました。4★のホテルとはいえ、なかなかここまではしてくれません。とても助かりました。

暑かったミラノとは気温差10度の肌寒く雨模様のパリに到着。ホテルはシャンゼリゼ劇場の裏手にあるプチ・ホテルです。今回の旅では一番部屋代が高いのですが、パリでのコンサートはシャンゼリゼ劇場に2回通うだけなので、ここに決めました。それでもすぐ近くのプラザ・アテネの半額くらいです。

客層はインドやアジア系の人が多いようです。朝食室では日本の母娘3人(うちと同じくらいの年代)がいらして、長女の方が結婚してスイスにお住まいで、そちらに行った後パリまで送りがてらご一緒というお話でした。ファミリーの旅行は良いですね~☆うちでは母娘3人での旅はもうないと思い、少々寂しい気持になりました。

お部屋はさすがに高級プチ・ホテル。素敵なインテリア!

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バスルームのタオル・パイプにヒーターがついていたので、洗濯ものはすぐ乾きます。明日からは田舎周りなので、せっせとお洗濯。

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ホテルのロビー

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果物やお水を近所で買っただけで、後は8時から始まるオペラ(コンサート形式)まで休憩。TVでジロ・デタリアを観戦。日本での放映は夜中にゴールになりますが、ここでは夕方です。でも意外に盛り上がってないのはここがフランスだから?

2)パーセル『アーサー王』 パリ・シャンゼリゼ劇場
「King Arthur 」Henry Purcell
Théâtre des Champs Elysées, Paris, 20h

Hervé Niquet, direction

Susan Gritton:Philidel, Nereid, Venus

Deborah York:Cupid, Venus,She

Anders J. Dahlin
James Gilchrist:Comus
Andrew Foster-Williams:Grimbald, Genius, Aeolus, Pan, He

Choeur et Orchestre du Concert Spirituel

ニケとコンチェルト・スピリチュアルはフランスではとても人気があり、チケットも長い間売り切れでしたから、当日券を狙うより仕方ないと諦めていました。ところが、出発寸前の最終トライでようやくゲットできました。チケットの引き換えは名前を告げるだけでOKです。案内係のマダムにチップを渡し、着席したのはホテルの部屋を出てから10分後ですから、宿が近いのはホントに楽です。

今年はパーセルの生誕350年ということです。意図したわけではありませんが、旅の終わりごろにウィーンでも『ディドとアエーネス』を聴くことになりました。

パーセルの『アーサー王』は数年前のザルツブルグ音楽祭(アーノンクールの指揮)で観たことがあります。今回はコンサート形式なので、あのときのように演劇を含めた演出や、そのためのドイツ語の長い台詞に戸惑うこともなく、音楽に集中できました。一人の歌手がいくつかの役を歌うので分かりにくい面もありますが、全篇が楽しく美しい音楽にあふれています。もっと歌詞の英語が聞き取れると何倍も愉しめるのですが・・・。アリア、デュエット、コーラスとそれぞれが上手くかみ合っての極上の音楽に、歌手たちも健闘して喝采を浴びました。演劇も含まれていたザルツブルグに比べると、1時間は短かったのではないかしら?あら、もう終わりみたいな・・・余韻を楽しみながらホテルへ帰りました。

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夜食にレトルトの五目御飯を食べ、明日からのフランス南西部方面5泊のための荷造りを済ませ、就寝。


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