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2012年春の旅(5) ウィーン [2012春ブリュッセルからスイスとフランスの田舎]

4/27(金)

ウイーンの観光はあまりできませんでした。ひとりではホリイゲもつまらないと今回もパスして、ブリュッセルからの機内誌で見たアルベルティーナの特別展へ。素描のコレクションでは世界に誇る美術館らしい催しで、印象派、後期印象派も含めたパステル、水彩、インクなどデッサン画が多数。記念の年なのでクリムトのデッサンも特別展。

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MONET BIS PICASSO (THE BATLINER COLLECTION)アルベルティ―ナの常設展も見学しました。印象派、フォヴィズム、バウハウス、ロシアのアヴァンギャルドなどのコレクション。エミール・ノルデ、ベックマン、ヤウレンスキー、マッケ、キルヒナー、マレヴィッチと好きな画家が揃っていて楽しく鑑賞。すべてカメラ禁止。

↓ ピサロ Camille Pissaro 「農家の娘」1883 絵葉書

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2時間くらいの鑑賞でヘトヘトになって、美術館のレストランでランチ。↓お天気が良いのでテラス席は予約でいっぱいだそうで、なかのほうで白アスパラガスをいただきました。

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せっかくの良い天気なのに勿体ないと思いましたが、長旅ですので無理せずに夜のオペラに備えて、宿の部屋でのんびり過ごしました。

ムソルグスキー『ボリス・ゴドゥノフ』ウィーン国立歌劇場19:00~21:15  173€

Boris Godunow
|Modest Mussorgski

Tugan Sokhiev | Dirigent
Yannis Kokkos | Regie und Ausstattung

Ferruccio Furlanetto | Boris Godunow
Kurt Rydl | Pimen
Marian Talaba | Grigori
Stephanie Houtzeel | Fjodor
Ileana Tonca | Xenia
Aura Twarowska | Amme
Jorma Silvasti | Schuiskij
Eijiro Kai | Andreej Schtschelkalow
Andreas Hörl | Warlaam
Benedikt Kobel | Missail
Monika Bohinec | Schenkenwirtin
Alfred Šramek | Hauptmann 
Norbert Ernst| Gottesnarr
Sorin Coliban | Nikititsch
Hans Peter Kammerer | Mitjuch
 ソヒエフはここSOでの「スペードの女王」の指揮でいっぺんにファンになりました。あれから3年、若手の指揮者としてますます活躍しています。たまたまハムレットのサブスケジュールで、この公演が入りラッキー!と小躍り状態でやってきました。。。。が、しかしなんか違うのです。ウィーン歌劇場のオーケストラとも慣れあいの雰囲気が見てとれて、しまらない演奏にがっかりでした。短縮版ですが、それにしても宿のおかみさんや乳母のアリアがないのは淋しい・・・そんななか孤軍奮闘したのがフルッチョさまでした。演出も刺激がなさすぎというかこのオペラにふさわしいロシアの大地を揺るがすような重厚さが欠けているのです。ゲルギーの指揮のほうが良いなあ~と思った今夜のボリスでした。席はファーストカテゴリー最前列左側。
↓カーテンコール、この後さっさといなくなるオーケストラに、フルッチョさまがお気の毒。。。
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フルッチョさま以外は期待外れのボリスでしたが、明日はチューリッヒに移動ですので、気をとりなおして荷物整理をして就寝。

 

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