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2005年夏の旅(1) 札幌~ローマ [2005夏2 ペーザロ、ザルツブルクから北伊への]

☆友人とペーザロとザルツブルグ夏の音楽祭。その後ひとりでイタリア北東部へロマネスクの旅(14泊16日)をしました。

ローマ(2)~ペーザロ(3)~ローマ(2)~ザルツブルグ(3)~ウーディネ(1)~アクイレイア(1)~トリエステ(2)

↓Map

 

 このときの旅の詳細はいったん記録として残し、ニフティで公開もしていましたが、手違いがあって消滅してしまいました。そのため正確な日時や時間表は分からなくなってしまいましたが、アップしていた写真は残っていましたので、それを挿入しながら思い出を綴っていきたいと思います。記憶減退の激しい昨今、無謀なる挑戦かも(笑)

8/18  千歳→成田→ローマ   Hotel Sole al Pantheon 2泊

 前年に続いて2回目のペーザロ(ロッシーニ音楽祭)への旅は友人たちはボローニャ経由、私はローマ経由で現地集合することになりました。昼頃のフライトで成田を出発し、夕方ローマ空港に到着。

 TAXIでパンテオン近くのホテルへ向かいました。このときとても不愉快なぼったくり事件がありました。パンテオンのあるロトンダ広場は車が入らないからここでと降ろされたのはホテルまで数分歩かなければならない場所(ロトンダ広場までTAXIが入れるのは後から確認)でした。このとき払ったはずの50ユーロ札をちょっとした隙に10ユーロ札にすり替えられたのです。料金は○○ユーロだからと請求され、もちろん抗議したのですが、言葉の壁もありらちがあきません。ポリスを探しましたが、そういう警戒のないような場所、ホテルの人を呼んでこられない場所に停めているのですから・・・たとえ誰かが来てくれても水掛け論になるでしょう。結局倍のお金を払って、悔し涙にくれながら、スーツケースをゴロゴロ引っ張って、ホテルに向かいました。

 Google Mapでホテルの正確な位置をつかんでいない頃でした。広場に着いてもそれらしいホテルは見えませんので、近くのカフェで尋ねますと、先ほどの件でかなり疲れ果てて見えたのでしょう。カフェのオジサンが親切にスーツケースを運んで、少し先のホテルまで連れて行ってくれました。こういうときのご厚意は本当に身に染みて有難かったです。

 ホテルはロケーションの良いクラッシクな建物4☆です。部屋は狭くて薄暗く、あまり気にいらなかったのですが、窓を開けると素晴らしい眺め。夕暮れのパンテオンが目の前です。広場は夏の宵の涼しさを求めて、多くの人で賑わっていました。

 夕食はホテル紹介の近所のレストランで、味は普通でした。ローマ入りした途端に嫌な目に遭いましたが、気持ちを切り替えて明日から夏のイタリアを愉しもうと、眠りに就きました。

↓ ホテルの部屋

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タグ:ローマ
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コメント 9

alice

マイカテゴリーが旅別になったのを機会に少しずつ古い旅の思い出を残そうと思い立ちました。ykさまのような詳細な記録は手元に残っていませんので、記憶違いもあると思います。

途中で8月末からの旅日記も挟んで、のんびりアップしていきます。
by alice (2012-07-08 14:05) 

yk

早速拝見、やっぱりやられたのですね。
私達夫婦が 20日間イタリア個人旅行したのは2001年、まだ通貨はリラのころです。ローマの空港での両替は3万円までしかできませんでした。ホテルはトレビの泉のすぐそばです。 タクシーに乗る前にもう人相が悪くてのりたくなかったのですが、 順番でやむなく乗ったのです。 やはり ホテルの前には停められないから、と少し手前でとめられました。 主人がスーツケースを下している間に日本円で 1万いくらか、といったところですが、 私が 支払いをしました。
 私はしっかり 運転手がズボンのポケットに一度いれてお札を取り替えるのをみていたのです。 それなのに いくらだったか 桁違いのお札を見せて、まちがっている、 というのです。 主人ったら私が 間違えたと思ったか、「いわれた通り払え」 なんて。仕方なく払いましたが、両替金額から言っても 私が間違えたはずはないのです。殆ど二重に払ったのですから、 お金が あまり残っていないのです。 やっぱり、 ローマって怖い。 翌朝目覚めて、「ああここが日本だったらいいのに」、こんなことを思ったのは 後にも先にもこの時だけです。 
おかげでローマ恐怖症。 皆さまよくお一人でいらっしゃる、 と感心しております。
 私のスイス日記ほぼ出来上がり、昔の思い出がよみがえって楽しい時が過ごせました。alice様のイタリア日記楽しみ。
by yk (2012-07-08 19:39) 

alice

ykさま、あらら!全く同じ手口ではありませんか~。私も一時ローマ恐怖症にかかって、この後しばらく敬遠していましたが、Kikukoさまの空港からの列車移動をお手本に3年後の2008年に4回目のローマ入りを無事に果たすことができました。

1回目はツアー、2回目は友人たちと列車でローマに入りましたから、全く無防備だったのです。女独り旅だから狙われたのかと思って、本当に怒り心頭でした。私もお財布には50ユーロ1枚と10ユーロ5枚程度しか入れてなかったので、間違えるはずはないのです。

列車はテルミネ駅の空港線のホームが遥か遠くで、かなり歩きますので、最近はテルミネ駅~空港間のシャトルバスが便利なようです。

ykさまの2001年のイタリア個人旅行はこれからのアップですね。被害者同志ですし(笑)こちらも楽しみにお待ちしています。
by alice (2012-07-08 23:26) 

レイネ

ローマでなく、地元マーストリヒトで同様の手口でぼったくりにあいました。
10年も前ですが、マルクト広場での金曜の魚市でした。
丁度他に誰も客がいなくて、他の店員も目を離してたので、ATMで下ろしたばかりの50ユーロ札で払ったのに、受け取ったのは20ユーロ札だと言い張られ、水掛け論。わたしも目に涙を浮かべ、涙声で引き下がらなかったので、とうとう相手は根負けして、おつりは半々でどうだ、と言われて、それを呑むことに。。。それ以来、1人ではマルクトで買い物しません。また、皆にその魚屋のことは触れ回ったので、口コミ客は減ったはず。
本当にイヤですね、姑息な手口で外国人から掠めるのは。そういう手合いは、心から軽蔑してやりましょう、情けない野郎だと。

旅行記のアップ、楽しみにしてます!
by レイネ (2012-07-09 03:54) 

alice

レイネさまは地元でしたか!私も引き下がりたくなっかたのですが、なにしろ言葉が・・・。それにそれまでは親切そうだったので、その豹変ぶりに唖然。それに一番怖いことはこのまま車を発進されて、どこぞ人気のないところで降ろされ、荷物もろとも盗られてしまうということも頭をよぎりました。

>皆にその魚屋のことは触れ回ったので、口コミ客は減ったはず

その魚屋もタクシーもお客が減って、結局は自分の首を絞めることになりますよね。馬鹿な野郎め!


by alice (2012-07-09 15:28) 

kikuko

せっかくの楽しい思い出が台無しになるのが嫌で、極力タクシーに乗らないようにしていますが、最後の旅でやられました。ウィーンのCATの駅からホテルまで行ってもらったら、ホテルの少し手前で下されて、倍ぐらい請求。押し問答をする元気がなくて、情けなくも払ってしまいました。まあ、10€ぐらいいいか、というのがいけないんですね。
 
by kikuko (2012-07-11 16:44) 

alice

kikukoさま、ウィーンも最近TAXIの質が悪くなった気がしていました。ホテルから呼んでもらった時以外は緊張します。
CAT駅も改装工事が済んだらエレベーターやエスカレーター完備になると思いますが、私は荷物が多いので、腰のことを考えるとTAXIかな~。

騙されたローマと一ケタ多く払ったパリ、やはり10ユーロくらい多く払ってしまったバルセロナ・・・比べると田舎はトラブルゼロでした。

持病の腰痛ですが、従来は治療すればすっきりしたのですが、この頃はもやもやと残ります。このもやもやが次第に…足腰の弱った感じが強くなる前兆でしょうか。未知の領域に入ってきたねと夫が・・・。
by alice (2012-07-11 20:54) 

shochan

《2005年夏の旅(1)札幌~ローマ》を拝見。8年前ですね。お若かったぁ。ローマって、観光地に甘えてか、ぼったくり商法が多いみたい。Aliceさんの旅は、奥が深いですね。私の旅は、観光会社のツアーを、単に自分でやっただけ。《オペラ、美術、ロマネスク聖堂めぐり》なんて、テーマを持って行動するんですから。Aliceさんは、高等教育を受けた、教養深い女性と推察しました。この世代で、この好奇心と行動力。とても、普通の主婦とは思えません。やはり、若年から、それなりのトレーニングを受ける機会があったのでしょうねぇ〜。とても、かないません。
by shochan (2013-01-05 19:23) 

alice

shochanさま、私は現在は普通の主婦なのですが、50歳近くまでは共稼ぎで夫の仕事を手伝いながら、娘二人育てて死にもの狂い(おおげさ 笑)働いていました。若かったからできたことです。そんなハードな生活もバブル期にこれ幸いと終止符を打ち、今まで憧れてできなかったことをすることに・・・。やはりのんびりできない性格なのですね。オペラもロマネスク巡りもヨーロッパを旅するうちに面白そう~とはまってしまいました。

>若年から、それなりのトレーニングを受ける機会があったのでしょうねぇ
いえいえ、全然。短大も国文でしたから、語学も退職してから始めました。今もってプアな域を出ませんが・・・。

by alice (2013-01-06 17:36) 

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